今週は京成杯オータムハンデとセントウルSが行われる。
中でも京成杯オータムハンデに注目していきたい。中山競馬場が改修工事中のため、新潟で行われる同レースのポイントはどこにあるのだろうか?
一つ一つ、考察していこう。
レースラップ
まずはラップからレースの特徴を紐解いていこう。
今年は新潟で開催されるため、同条件で行われる古馬マイル重賞の関屋記念のラップを参考にしたい。
以下が過去5回の関屋記念におけるラップだ。
2014年
12.6 – 10.9 – 11.4 – 11.6 – 11.6 – 11.5 – 10.8 – 12.1
2013年
12.3 – 10.7 – 11.5 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 10.8 – 12.0
2012年
12.2 – 10.9 – 11.9 – 12.0 – 11.7 – 11.1 – 10.4 – 11.3
2011年
12.5 – 10.5 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.8 – 10.9 – 12.1
2010年
12.7 – 11.3 – 12.2 – 12.0 – 11.5 – 10.6 – 10.3 – 12.3
とにかくラスト1ハロン
関屋記念や新潟2歳Sの繰り返しとなるが、新潟のマイル重賞はとにかくラスト1ハロンが鍵になる。
過去5回中4回で「ラスト2ハロン目10秒台→ラスト1ハロン12秒台」と急激な減速を記録している。
なぜこういったことが起こるのか? 答えは新潟コースの特徴にある。
新潟の直線は日本一長い659Mだ。コーナーを回った時点ではまだラスト3ハロンに突入していない。追い出すタイミングがとても難しく、早仕掛けしすぎてしまうケースも少なくない。
仕掛けが早いと馬はスタミナを消費してしまうため、最後のふんばりが効かなくなる。それが、ラスト1ハロンの急激な減速につながっているのだ。
だから血統的には……
最後の1ハロンで我慢できる血統
を買っていくのがよいだろう。
では具体的にどんな血を買っていけばいいのか? それは次回の検証でお伝えすることにする。
今回は新潟マイル重賞で好走できそうな血統の馬を1頭紹介しておこう。
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新潟初見参だが、母系に流れているスタミナの血を見ると、ここで走れても何らおかしくない。
前走走ってしまったことで妙味はなさそうだが、注目すべき1頭だろう。