今回はNHKマイルカップ2016の検証をしていきます。

前回はNHKマイルカップの予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう！

どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう！



NHKマイルカップの出走予定馬と予想オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 メジャーエンブレム 2.8
2 ロードクエスト 3.7
3 イモータル 5.6
4 トウショウドラフタ 7.2
5 ダンツプリウス 9.4
6 ティソーナ 16.9
7 アーバンキッド 17.0
8 ブレイブスマッシュ 22.9
9 レインボーライン 28.9
10 シュウジ 34.9
11 ストーミーシー 59.4
12 シゲルノコギリザメ 60.2
13 シャドウアプローチ 66.6
14 ブランボヌール 87.1
15 ハクサンルドルフ 142.3
16 オデュッセウス 174.2
17 ツーエムレジェンド 298.0
18 エクラミレネール 401.5
19 ペルソナリテ 493.5
20 ショウナンアンセム 776.7
21 ショウナンライズ 789.7
22 オーヴィレール 877.4
23 カネノイロ 894.0
24 ミエノドリーマー 1030.0

こんな感じですね。では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。

メジャーエンブレム

前走の敗因は明確ですよね。前走の回顧↓↓

出負け＋逃げなかった＋直線で進路を塞がれた＋瞬発力勝負になってキレ負け……というこれ以上ない最悪の競馬だった。特にダイワメジャー産駒なのでGIで瞬発力勝負になってしまうと厳しい。自分の競馬ができればしぶとい馬のため、そういう競馬でどこまでできるか見てみたい。当然、見直し可

ルメール騎手は前回の失敗がありますから、ほぼ確実に出していくでしょう。幸い、メンバー的に前へ行きたいのはシゲルノコギリザメくらい。意識して控えない限り、この馬が逃げることになるでしょう。

自分の形になると強いですから、あまり嫌える人気馬ではありませんね。あとは高速決着になった時に押しきれるかどうか。

ロードクエスト

マツリダゴッホ産駒は「中山がイメージほど得意じゃない」＋「距離の壁がある」ということで皐月賞は最悪の条件に近かった。今回は距離短縮でマイル戦ですから、条件替わりでの前進は期待できます。普通に有力。

ただし、ほぼ確実に出遅れるのはネックですね。メジャーエンブレムが逃げるとペースが緩まないのでこの馬におあつらえ向きの流れになるでしょうが、「後ろから行く＝不利を受けやすい」ということ。その点がどうか。

イモータル

マンハッタンカフェ産駒なので休み明けで距離短縮というシチュエーションはいいですね。

ただし、マンカフェ産駒というのが……ね。特に牡馬は「晩成型が多い」＆「瞬発力で他のクラシック血統に劣る」ので、春のクラシックでは道悪でしか好走例がありません。

NHKマイルではジョーカプチーノとダイワバーバリアンが好走していますが、前者は逃げ、後者は内枠という好条件でした。

イモータルは後ろからいく馬ですし、前走は道悪が好走の要因でした。今回も馬場が渋ればいいですが、良馬場となると……どちらかといえば危険な人気馬という位置づけになりますね。

トウショウドラフタ

ここ3走は強い競馬をしています。が、いかにも1400m巧者っぽいんですよね。。マイルへの距離延長で前進があるとは思いません。

もともとアンライバルドは重厚な血統をしていて2000m以上でこその馬でした。産駒を見てもズブい馬が多く、ダートや芝の1400mで走る馬が多い。ここに出てくるに当たってプラス材料は……ちょっと見つけられないですね。

ティソーナ

母ラドラーダは東京マイルの準OPを勝ち、母母レディブロンドはご存知ディープインパクトの姉でスプリンターズS4着。母系のポテンシャルはかなりのものですね。

前走もかなり余力がありましたし、前進がありそう。無視できない1頭ですね。

上位人気の評価はこんなところ。

なお、現時点で注目している穴馬はこの馬です。

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ここ2走はスムーズな競馬ができませんでした。過去2走より向きそうな条件なので、全く人気がないなら狙ってみると面白いと思います。




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