さて、今回は新潟大賞典2016の検証をしていきます。

新潟大賞典は新潟芝外回り2000mで行われる古馬のハンデGIIIです。過去のデータからレース傾向や血統傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。

では、しっかり考察していくことにしましょー!



レース傾向(過去のラップ傾向)

ラップ傾向は年によりけりですね。

ここ2年は上がり32秒台、33秒台前半が求められるような瞬発力レースになっていますが、その前の3年は道中あまり緩まずに上がりも34秒台と、持続力が問われる流れになりました。

出走馬によって柔軟に対応していけばいいと思います。

と、いうことで出走馬を見てみると、マイネルミラノがいますね。この馬がいるとレースが緩むことはほぼありません。一貫したペースで逃げる馬なので、ここ2年よりその前の3年のようなレースになる可能性が高そうです。

血統傾向

新潟の重賞といえば兎にも角にもグレイソヴリンです。

過去5年中、4年の勝ち馬はグレイソヴリン内包馬でしたし、2、3着馬を見てもグレイソヴリンの血を持つ馬が多数います。

また、グレイソヴリンが走るレースというのはロベルトだとかニジンスキーを持つ馬も一緒に来る傾向にありますから、そのあたりをおさえておけばいいでしょう。

実際、過去5年の好走馬15頭のうち、上記3つの血を一つでも持っていた馬は13頭いました。反対に言うと、持っていなかったのは2頭(アドマイヤタイシとダンツホウテイ)のみということになります。

メンバー構成

ダービー2着のサトノラーゼン、GII、GIIIで安定して走っているフルーキー、新潟重賞で好走歴多数のダコールらが出走してきます。

この中ではダコールがグレイソヴリンを内包しています。また、サトノラーゼンはグレイソヴリンこそないものの、母父ロベルト系、母母父ニジンスキー系ですから、適正としてはまずまずといったところ。フルーキーもニジンスキーを持っているものの、父系の4代前なのでかなり弱いですね。

そんな中、注目しているのはこの馬です。

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前走はほとんど競馬になっていなかったので参考外でOK。母母父にトニービンを持っているため強調できます。上がり勝負になったら辛いですが、マイネルミラノが飛ばして底力が問われる展開になるなら十分可能性はあると思います。