今回は毎日杯2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 無10 スマートオーディン

地力勝負で1着。血統○。展開○。この馬の勝ちパターンである上がりの競馬になったことで順当勝ち。親子制覇を達成した。今後も上がりの競馬になるなら強い。一方で道中流れる多頭数の競馬になるなら疑う余地はある、という見解は変わらない

2着 ◎02 アーバンキッド

地力勝負で2着。瞬発力オバケのスマートオーディンの土俵だったため、仕方なかった。この馬も力を出している。決して早熟ではないハーツクライ産駒がここまで走れているという点は高く評価したい。思えばジャスタウェイも本格化前は「速い上がり(=才能)を使うが勝ち切れない馬」だった。ジャスタウェイ級とは言わないが、後々大物になれる可能性を秘めた馬だと評価したい

3着 ▲05 タイセイサミット

地力勝負で3着。血統○。展開△。瞬発力勝負になると分が悪い。展開が違えば順位は入れ替わるくらいの力差。十分に重賞戦線で戦える器がある。母系が晩成型なので本当に良くなるのは秋以降

4着 無06 レインボーフラッグ

末脚を問われるレースになったことが幸いした。おそらく阪神や連続開催の荒れ馬場のようなタフな馬場の差し比べが得意なタイプ。近親にシャドウバンガードがいるが、まんまああいう馬になりそうな印象を持った。だとすれば、伸びてくるのに差し切れずに2、3着という結果が多くなっていきそう

5着 ◯01 ロワアブソリュー

出遅れ。直線でやや前窮屈になって追い出し遅れたことが敗因の一つ。直線の入り口で上位馬と差ができて厳しくなった。力負けではない。もう少しタフな展開で持続的な脚が活きるようなレースのほうが向いている

上位馬の評価はこんなところですね。

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(E)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→展開△。ジリ貧。この馬にとって上がり34秒5は限界値に近いのだろう。末脚の問われないレースで見直し。力負けではない

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・阪神芝1800mは純粋な実力が問われるコース。単純に強い馬を買うべき

・特に今年のように少頭数になると、純粋な才能比べになる

・波乱があったとしても上位馬は後々重賞で活躍することが多い