京都11R 菊花賞/勝負度B
◎04 サウンズオブアース → 2着
○02 トーホウジャッカル → 1着
▲15 ワンアンドオンリー → 9着
☆10 ゴールドアクター→ 3着
△01 マイネルフロスト → 7着
△09 ハギノハイブリッド → 12着
×12 タガノグランパ → 4着
×07 トーセンスターダム → 8着
(会員:ケイバズキ様より)
先週の秋華賞に続き、本命、対抗、4番手という重い印を打った馬たちでの決着となった。
特にサウンズオブアースには絶対の自信を持っていたので、しっかりと連対を確保してくれて嬉しい限りだ。
勝ったトーホウジャッカルは、当ブログで推奨馬として挙げさせてもらった。その期待に応えてくれた馬と酒井学騎手(に関しては不安要素としてあげたが(笑))に感謝したい。
そして9番人気のゴールドアクターは関東馬などの不安を吹き飛ばし、しっかりと馬券に絡んでくれた。
以下は、サウンズオブアースを本命に抜擢した理由だ。
2-4 サウンズオブアース(A)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→△
ローテ別取捨選択→○
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→○父ネオユニヴァース、母父ディキシーランドバンドという血統。
ネオユニヴァースは菊花賞で1番人気3着と敗れている。同産駒を見ると、アンライバルドの3番人気15着を筆頭に、期待に応えられていない。
ただ、母系に重たい血が入ればデスペラード(母父トニービン=凱旋門賞馬)やユニバーサルバンク(母父ドクターデヴィアス=英ダービー馬)といった長距離で活躍する馬が出る傾向にある。
サウンズオブアースはまさにこのタイプだ。
ディキシーランドバンドは芝4000mの英GIアスコットゴールドカップを連覇し、カドラン賞(仏GI芝4000m)や愛セントレジャー(芝2800m)でも好走したステイヤー、ドラムタップスを輩出した。豊富なスタミナを誇る馬として知られている。
日本では、菊花賞と豪GIメルボルンカップを制したデルタブルースの母父として有名だ。
また、母のファーストバイオリンは母系にセントサイモンのラインを2本持っている底力に溢れる馬である。
当然、ネオユニヴァースはダンスインザダークらと比べれば信頼性は低い。しかし、母系も考慮すると、「A」(少なくともB+)の評価は与えて差し支えないだろう。
他の面もプラス要素ばかりだ。
前走の神戸新聞杯では勝ち馬にタイム差なしの2着。十分巻き返せる差だ。
京都外回りの京都新聞杯で2着に来ていて、非根幹距離適性、京都適性ともに問題ない。馬体重、キャリア、枠順も申し分ない。
唯一の懸念があるとすれば脚質だが、未勝利突破以降はすべてのレースで4角7番手以内につけている。先行馬ではないが極端に後ろからいく差し馬でもないため、大きな問題にはならないだろう。(もちろん、内枠の差し馬ということで前が詰まるリスクはあるが)
しかも吉田照哉氏所有の社台ファーム生産馬。人間面のバックアップも期待できる。
今年はノースヒルズ生産のワンアンドオンリーが1番人気確実。2番人気はノーザンファーム生産のトゥザワールドになるだろう。社台ファーム生産馬の1番手はこの馬であり、内枠に入ったことで“社台ファームの勝負馬”という立場が明確になった。
鞍上の蛯名正義騎手は関東のジョッキーであるが、フェノーメノで天皇賞春を連覇している。パートナーとして不満はない。
アクシデントがない限り、この馬に本命を打つ判断は揺るぎない。
このように、プラス要素ばかりを持っていたのだ。
しかも蛯名正義騎手が最高の騎乗をしてくれた。2周目の向こう正面で手綱をぶらんとして追走していたところを見て、好走を確信。消したトゥザワールドや飛んでほしいと伝えたワンアンドオンリーが終始引っかかっていたのを尻目に、トーホウジャッカルやゴールドアクターがしっかりと折り合い、4コーナーを回っていったのを見て的中を確信した。
これで◎ショウナンパンドラ、◯ヌーヴォレコルト、▲タガノエトワールで的中した秋華賞に続き、秋GI2連勝となった。
3→4→7番人気の3連単にしては安すぎる点は納得いかないが、それでも的中できてよかった。
来週は古馬3冠の1戦目、天皇賞秋が行われる。ぜひとも的中させ、3連勝と行きたいところだ。
現時点で気になっているのはこの馬だ。その馬の名(A)は↓
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秋の3戦で最も適性があるのはこの天皇賞秋だろう。休み明けという点はネックであるものの、信頼性は高い。