今回は高松宮記念2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 ▲04 ビッグアーサー

異常な高速馬場。ハイペースで飛ばす2頭から離れた4番手という絶好の位置で競馬を進めて早めに抜け出す完璧な競馬。福永騎手の意地を見たレースだった。ここ最近は枠順に恵まれなかったり距離が長かったりして取りこぼしていただけで力はある。スプリント路線を背負っていってほしい。

ただし、「GIを勝つ力があるのに今まで重賞で勝ちきれていなかった」というのが今後に向けたポイントといえる。今回はかなり条件が合った。条件が合わないとGIIIでも取りこぼすわけで、絶対的な力でねじ伏せられるほどの抜きに出た存在ではないと見る。条件次第では割引も必要

2着 ×06 ミッキーアイル

異常な高速馬場。ハイペースで飛ばした前の2頭についていった分、最後に厳しくなった。前走重賞勝ちのディープはまたしても勝ち切れず。ディープ産駒はただでさえ反動があるため、こんな高速馬場で走ってしまったことが心配。間隔を詰めて使ってきたら危なさそう。秋まで休むくらいの勢いで休ませたほうがいい

3着 ▲08 アルビアーノ

異常な高速馬場。血統○。ストームキャット系は高速馬場が得意。力は出し切った。ややハマった感はあるものの、1200~1600mであれば今後も出番ある

4着 無10 アクティブミノル

異常な高速馬場。ストームキャットの血が活きた。ビッグアーサーの後ろにつけて、直線は外に出すという理想的な騎乗だった。着順ほどの価値はなさそう。次走、人気になるなら疑いたい

5着 無13 エイシンブルズアイ

異常な高速馬場。上がり33秒2で届かなければ仕方ない。力は出し切った。アルビアーノの後ろにつけて直線で外に出すスムーズな競馬だっただけに、着順ほどの価値はどうか。力をつけていることは間違いないものの、結構ハマった競馬でもあったため、あまり評価を上げ過ぎないほうが良い。本質的にはOP特別番長

上位馬の評価はこんなところですね。もう高速馬場過ぎて再現性に乏しいので、あんまり評価を上げ過ぎるのはどうかと思いますね。

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→異常な高速馬場。展開△。直線前詰まる。これだけ時計の出る馬場で初のスプリント戦というシチュエーションは厳しすぎた。●●●●●産駒の牝馬は2000m以下ならどこでも期待値高いし、1400mあたりで巻き返してきそうな馬だけに、次走の条件次第では見直したい

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・今年は異常な高速馬場で再現性に乏しい(来年も同じような馬場なら参考にしてOK)

・道悪になったり、高速馬場になったり、なかなか傾向をつかみにくいレース。その時の馬場状態と力関係でシンプルに予想したほうがいいかも