フラワーカップで◎エンジェルフェイスがしっかりと勝ち切ってくれましたが、相手が難しかったですねー。ハービンジャー産駒を評価するという方向性は間違っていませんでしたが、ウインクルサルーテのほうが来るとは……。

ただ予想の手応えは悪くなかったですね。特にエンジェルフェイスに関しては未勝利戦の時点でフラワーカップで勝つだろうなーと思っていましたし、実際に回顧でも「重賞級。(中略)フラワーカップに出てきてほしい」と正しく評価できていたので。ちゃんと回顧、復習をすることが大事だと伝わったのではないかと!

まぁ今週はスプリングSで大きく勝てましたし、4つの重賞では◎が3勝と、ちゃんとレースが読めていたので、良しとします。詳しい回顧は後日。

さて、今回は高松宮記念2016の検証をしていきます。

高松宮記念は中京芝1200mで行われるスプリントGIです。過去血統のデータから、傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬の血統を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。

では、しっかり考察していくことにしましょー!



過去4回好走馬血統

takamatsunomiyakinen2016_blood1

始めに書いておくと、高松宮記念に関しては過去の血統とかデータっていうのはあんまり考えなくていいんじゃないかなーと思っています

好走血統やデータというのは同じようなシチュエーションで行われているものを参考にするからこそ、意味がある。開催条件がバラバラだと再現性に乏しいため、考察の意味が無いどころか変な情報が入ってしまってマイナスになります。

よくメルマガで書くことなんですが「あえてデータ考察を行わない」ことが的中に繋がるケースがあるんです。実際、スプリングSも過去のデータを完全に無視した中で当たりましたからね。

高松宮記念が新中京で行われるようになって4年。過去を振り返ってみると、ここ2年は道悪。また、初年度の頃に比べると中京の馬場はかなり変わっていますから、参考資料としては微妙だと思います。(近年のデータと含めてなら参考になりますが、ここ2年は道悪なので)

よって、最近の傾向や同週の馬場を見て判断する方がいいと思います。

注目ポイントを一つ挙げるとするなら、「ディープインパクト産駒が走りやすいコース」という点ですかね。通常、ディープインパクト産駒はスプリントレースが苦手です(苦手というか、芝の中距離に比べると他の血統との優位性が薄れる)。にもかかわらず、中京芝1200mではディープがよく走る。

この傾向を分析していけば、おのずと買うべき馬が見えてくるのでは?

続いて、人気馬の傾向を見ていきましょう。

過去5回人気馬血統

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まぁこちらも参考程度に。良馬場開催の2年は人気馬が堅実に走っていますね。

では、出走を予定している登録馬たちを見ていきましょう。

出走予定・登録馬

takamatsunomiyakinen2016_blood3

残念ながら昨年の覇者エアロヴェロシティの回避が決定。となると、人気になるのはミッキーアイルやビッグアーサー、ダンスディレクターあたりですね。

そんなわけで、現時点で穴馬候補と考えているのがこの馬です。

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前走は負けましたが、血統的には負けて一呼吸できたことがよかった。連勝で来るとメンタル的にボロが出ることが多い血統なのでね。ここは得意条件だけに、巻き返しの可能性は十分と見ます。