今回は阪神大賞典2016の検証をしていきます。
阪神大賞典は阪神芝内回り3000mで行われる古馬のGIIです。過去血統のデータから、傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬の血統を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。
では、しっかり考察していくことにしましょー!
過去5回好走馬血統
去年のデニムアンドルビーには驚かされました。完全に“お客様”だと思っていたのでね。同馬は牝馬ながら宝塚記念で好走するような馬なので、相当スタミナがあったということでしょう。
とはいえ、長距離らしく、基本的には長距離血統が走るレースです。ハーツクライやダンスインザダーク、ステイゴールドをはじめ、バンデみたいな血統の馬が走るくらいですからね。
また、2010年には8歳のトウカイトリックが1着となっています。これが大きなポイントでしょうね。
トウカイトリックはスタミナ満点でしたが、明らかにスピードに欠ける馬でした。特に高齢になってからは顕著でしたよね。だからスピードが求められる中距離やダイヤモンドS、天皇賞春では凡走続きだった。
“8歳のトウカイトリックが勝てちゃうレース”
それが阪神大賞典の本質を表しているのではないかと思います。
続いて、人気馬の傾向を見ていきましょう。
過去5回人気馬血統
過去5年で6番人気以下が馬券に絡んだのは2回だけ。長距離、しかもGIIということで変な穴馬が突っ込んでくることは少ないわけです。
では、出走を予定している登録馬たちを見ていきましょう。
出走予定・登録馬
シュヴァルグラン、トーホウジャッカル、アドマイヤデウス、タンタアレグリアあたりが人気になりそう。カレンミロティック、カムフィー、アドマイヤフライトまでが現実的な“圏内”になってくるでしょうね。
ちなみに現時点で穴馬候補と考えているのがこの馬です。
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前走は全くの参考外でOK。スタミナは豊富なタイプだけに、巻き返しに期待します。