今回は弥生賞2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 ×11 マカヒキ

やや出負け。今週は時計が速かったとはいえ、弥生賞レコードとなるタイムでリオンディーズを負かしたのだから評価しないわけにはいかない。GI級。例年なら最低でもクラシック1冠クラスの力はある。

とはいえ、手放しでほめられる内容か、というとそうでもない。中盤で緩んで切れ味が活きる展開になった。要するにここ2走と同じような競馬になったことが幸いした面があった。持続力が求められるレースに対応できるか、という点に関しての評価は持ち越し。よりペースが厳しくなり多頭数になる皐月賞へ向けて課題を残したと言える。リオンディーズとの比較で言うと、ライバルのほうが収穫の多い競馬だった

2着 ▲10 リオンディーズ

負けはしたが、素晴らしい競馬、素晴らしい前哨戦だった。(外枠から発走して引っかかったとはいえ)差して2歳王者になった馬を先行させるという、さすがミルコ・デムーロ騎手という騎乗。キンカメ産駒は先行する競馬を経験させると次走へ向けた期待値が高くなる。負けはしたが、前哨戦としたら最高の競馬だった。

ペースが厳しくなる皐月賞ではかかって余計な力を消費するリスクが少なくなるし、内枠を引けたならより◎。皐月賞へ向けていい競馬をしたのは「リオンディーズ>マカヒキ」と見る

3着 ◎04 エアスピネル

例年なら勝っているレベル。上位2頭が強すぎた。今回は分が悪かったと言わざるをえない。今後もこういう力比べのレースになるなら逆転は難しそう。

ただし、器用さがあるのは間違いないため、多頭数の混戦向き、ということができるかもしれない。おそらく今回の負けで「逆転は不可能」と思う人がたくさんいて皐月賞ではかなり人気落ちするはず。そこで内枠を引けたなら面白そう。上位3頭の自滅待ち、他力な部分はあるとはいえ、必要以上に評価を落とす必要はない。例年なら立派な弥生賞馬。距離は2000mまでかな、という印象

4着 無03 タイセイサミット

上位3頭が強すぎた。血統△。スローの瞬発力勝負、という競馬も向かなかった。もう少しタフな競馬、上がりがかかる競馬のほうが合う。次走は今回の結果に引っ張られて過剰人気必至ということで買いづらい。力のある馬だし、普通に重賞級ではあるが、瞬発力が求められる競馬になりそうなら嫌って妙味あり

5着 無01 アドマイヤエイカン

上位3頭が強すぎた。スローの瞬発力勝負、という競馬も向かなかった。もう少しタフな競馬、上がりがかかる競馬のほうが合う。見直し可。連闘という過酷なローテになってしまったため、間隔あけたい

上位馬と本命馬の評価はこんなところですね。

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(F)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→今回はとにかく前に行って掲示板に残って賞金を……という競馬だった。テンの3F34秒3は無謀なペース。ノーカウント。素質はあるし、●●●●●●産駒が良くなるのは秋以降。長い目で見たい

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・今年は上位3頭が強すぎた。参考外

・とはいえ、もはや昔の中山ではない。過去の傾向を持ち出すのは微妙かも。過去何年とかより改修後の傾向を大事に