今回は弥生賞2016の検証をしていきます。
前回は弥生賞の予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
弥生賞の出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | リオンディーズ | 1.9 |
2 | エアスピネル | 2.9 |
3 | マカヒキ | 3.0 |
4 | タイセイサミット | 15.5 |
5 | アドマイヤエイカン | 30.3 |
6 | モーゼス | 53.6 |
7 | イマジンザット | 83.3 |
8 | ヴィガーエッジ | 122.0 |
9 | プレイヤーサムソン | 162.9 |
10 | モウカッテル | 321.5 |
11 | エディクト | 351.8 |
12 | シャララ | 425.8 |
13 | ケンホファヴァルト | 539.4 |
こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。
では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
リオンディーズ
朝日杯FSの勝ち馬。新馬戦から秀逸な走りをしていましたし、前走を見ても世代屈指の力を持っていることは明らかです。
キングカメハメハ産駒ということで間隔が空いているのはいいですね。距離が伸びるのも悪くないでしょう。
ただ中山替わりはプラスではないですね。器用な馬ではないですから。お母さんのシーザリオはフラワーカップを勝っていますが、あの時は内枠から先行して直線の入り口で前が空くというビックリするくらいスムーズな競馬ができていました。あんなにうまくいくことはそうそうない。
内枠を引いてお母さんのような競馬ができれば勝つでしょうが、外枠を引いて外外を回るような展開になると取りこぼしも十分に考えられる。イメージとしては差し遅れて2、3着という感じ。
エアスピネル
同じキングカメハメハ産駒ですが、リオンディーズと違って器用さのあるタイプ。スケール感では劣りますが、小回りの2000mという器用さが活きる舞台なら逆転可能でしょう。
長く脚が続かないタイプなので小回りになるのはプラス。何より母のエアメサイアは秋華賞馬です。小回りや内回りでは人気を裏切ったことが1度もなかった。他にもエアシェイディ、エアシャカール、エアソミュールといった中山重賞巧者が揃っている一族です。
ベタな考察ですが、2頭の比較で言えばこちらを上に取るのが妥当でしょう。
マカヒキ
若駒Sでは32秒6という鬼脚を使って1着。素質があることは間違いありません。
ディープインパクト産駒の初重賞ですし、評価しなければいけない馬でしょう。
特にデビュー戦の内容が秀逸でした。その時点で「クラシック級」と評価していましたし、前走も「良馬場なら鉄板」とお伝えしたように力が抜けているのは明らかでした。普通の重賞なら迷わず「▲」を打つ馬です(※1番人気に本命は打たないので、必然的に最上位評価は▲になります)
ただし、前走上がりだけの競馬を経験してしまったので重賞のペースについていけない可能性があるのと、32秒6という鬼脚を使った反動も気になるところ。しかも日曜日は道悪になりそうなので、キンカメ産駒の2頭に比べると不安要素がある感は否めません。
素質だけでカバーできてしまうくらい強い馬だとは思いますが、果たしてどうか。
タイセイサミット
この馬は未勝利戦の内容が素晴らしかった。あのレースの上位馬はみんな活躍しているように、相当レベルが高かったんです。
上がり勝負になった2、3走前は適性の差で負けましたが、前走は地力勝負で1着。力があることを証明してくれました。
ダイワメジャー産駒ということで中距離における期待値はそれほど高くないのはネック。ただ、道悪になれば一番恩恵を受けられそうなので、期待しています。
アドマイヤエイカン
前走はあまりにも見どころがなさすぎました。休み明けにしたってもう少し走ってほしかった。連闘で使ってくるということはフィジカル面は問題ないということですから、メンタル的な問題が大きいのかもしれませんね。
ハーツクライ産駒ということで期待値は高いと思うんですが、メンタル面に問題がある馬っていうのはなかなか狙いづらいので、買うとしても消極的な印になると思います。
上位人気の評価はこんなところ。
なお、穴馬として面白そうなのはこの馬です。
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3走前はまずまずの内容で勝ち上がり、2走前は完全に展開のあやで負け。そして前走は直線で完全に前が塞がってブレーキがかかってしまった。スムーズな競馬ができたとしても上位勢が強いため厳しいとは思いますが、一考の余地は残されているでしょう。