今回はマイルチャンピオンシップ2015の検証をしていきます。

出走馬18頭中7頭が6歳以上なので、高齢馬の取捨選択について書いていきましょうか。



期待値が高い高齢馬

近年、調教の技術が上がったこと、馬主さんたちが資金的に厳しくなってきていることで競走馬の引退が伸びています。その分、高齢馬が重賞に出てくる機会も増えてきました。

よって、高齢馬の取捨選択がとても重要になってきます。

では、どんなところに着目すればいいのでしょうか?

単純な話なんですが、「消耗していない馬」がいいに決まっていますよね。競走馬の脚は野球のピッチャーと同じで消耗品です。走れば走るほどすり減っていく。走り過ぎると、劣化していく。これは避けられないことです。

だからこそ、「消耗していない馬」なんです。言い方を変えると、「キャリアが浅い馬」になります。

・芝重賞
・10番人気以内
・キャリア20戦以内

この条件に合致した馬の成績は2010年以降……

(23−24−17−142)
勝率11%
複勝率31%
単勝回収値81
複勝回収値103

ご覧のとおり、複勝回収値は100を超えています。標準よりかなり期待値が高いですよね。

マイルCSは高齢馬に厳しいレースなので、より一層、消耗している馬は買いづらい。マイルCSに限らず、どの重賞でも同じように年齢の割に若い馬は走るので、注目してみるといいと思いますよ!

今年のマイルCSでいうと、期待値が高いのはフィエロとこの馬ですね。

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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前走、前前走は大敗していますが、キャリアはまだ15戦と終わったわけではない可能性が高いので、人気がないならしっかりおさえておきたいですね。