今回は天皇賞秋2015の検証を行っていきましょう。

普段あまりやらないんですが、豪華メンバーの天皇賞秋ということでたまには有力馬診断をやってみたいと思います! メルマガ版に比べるとだいぶ簡易になっていますが、概要はつかんでいただけるかと。

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アドマイヤデウス

弱い馬ではないと思いますが、致命的なマイナス要素があるんですよねぇ。

血統が●●●●に該当する馬は2010年以降のマイル以上のGIで(1−0−2−85)とかなり絶望的な成績。馬券圏内に好走した3頭のうち、2頭は2歳馬、残りの1頭は外国馬でした。

GIレベルになると、この血統だと淡白すぎて底力不足に陥りがちなんですね。まぁアドマイヤドンはトニービンを持っている芝でも走れる馬なので、例外になり得る可能性はありますが。

アンビシャス

鮮度のあるディープインパクト産駒なので普通に買いでしょうね。この世代で最高のレースの一つ、共同通信杯の3着馬ですし、力は間違いなくあります。

春のクラシックに出ていない点をマイナス視している人もいるみたいですけど、プリンシパルSの勝ち馬なので“届かなかった”わけじゃない。ダービーに出る権利(=その時点で世代最高の18頭の1頭)はあったので、気にしなくてOKだと思います。

あとは毎日杯上がり最速馬ということで穴人気しそうな点がどうか

イスラボニータ

この馬も血統面に欠陥を抱えていますね。フジキセキ産駒は2000m以上のGIになると(1−7−2−67)。特に古馬になると距離の壁が顕著になるので、2000mは危うい。毎日王冠が最高の舞台だったんですけど、そこで3着では……。

何やら人気するみたいですし、バッサリ行くのもありかなぁと思っています。

エイシンヒカリ

サイレンススズカとかぶる強い逃げ馬、“あの日”に鞍上武豊騎手、というシチュエーションで過剰人気は必至でしょうね。実際、東京のGIってよっぽど力が抜けているか、メンバーレベルが低くないと逃げ切るのは難しいですし。人気ほどの信頼性はないと思います。

が、なんか陣営や鞍上が「距離が〜」といってやたら慎重なのが逆に“フラグ”な気もしています(笑)。ディープインパクト産駒のGI初挑戦という点は評価できますからね。人気ほど信頼性はないと思います(2回目)が、意外と簡単に切るのも微妙な馬なんじゃないかという気はしています。

サトノクラウン

今年のダービーの本命馬。ダービーからの直行組。力はある馬ですから、ベストの状態ならやれてもおかしくないとは思います。

ただ、この馬も血統的に微妙ですね。この血統はマイル以上のGIだと2010年以降(2−3−4−105)と、複勝率わずか8%。東京に限ると(0−1−1−50)と結果が出ていません。

それでもダービーで本命にした点はいくつもプラス要素があったから。今回は後押しする要素があるかというと……。

ショウナンパンドラ

ディープインパクト産駒だけどステイゴールドの近親というよくわからない馬。秋華賞を勝って「やっぱりディープインパクト産駒だなぁ」と思ったら、宝塚記念→オールカマーと、ディープインパクト産駒が苦手なレース(=ステイゴールド産駒が走る条件)で好走と、なかなか難しい馬ですね。というか成長力のあるディープインパクトってことでいいのかな?(だとしたらものすごく強いんじゃないか、という気もしてます)

力は通用するでしょうから、気をつけたいですね。牝馬と相性がいいレースですし。ただ重賞で馬券圏内が続いていて、前走激走後の叩き2戦目という反動が出やすい条件でもありますから、走らない理由があるとしたらそれかな、と。

という感じです!

この中で好走の可能性が高く、かつ妙味がありそうな馬といえばこの馬ですかね。

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予想オッズを見ていると、意外と人気しなさそう。過剰人気になる穴人気馬より、こういう馬に素直に行ったほうがいいかもしれないという気はしています。