今回はアルテミスステークス2015の検証を行っていきましょう。
3年前に重賞のグレードとなり、そろそろ定着してきた感のあるレースですね。3年前の2着馬アユサン、昨年の2着馬レッツゴードンキは後の桜花賞馬ですから、ここから活躍馬が出てくるかもしれません。
ベタな2歳重賞好走血統
今回はベッタベタな血統予想をしてみましょう。
アルテミスSで強調できる血といえば……
◎瞬発力血統(サンデー系、キングマンボ系など)
◎早熟血統(米国ダート血統、2歳GI馬の血)
ですね。ベタな考察ですが、この時期の重賞で走る馬というのは……
・本当に能力が高い強い馬
・完成度の高さで勝負する馬
この2択です。ではどちらを狙えばいいかというと、当然の事ながら後者になりますよね?
前者は大体人気になります。この時期までに行われる新馬戦は仕上がっていない馬が多いので、強い馬は強い勝ち方をします。だから人気になって妙味がないケースがほとんど。
一方、後者は完成度の高さと立ち回りのうまさで勝負しているので、基本的にパフォーマンスは地味。よって、人気にならない。
しかもこの時期の早熟血統は少し間隔が空いたりレースを経験するだけで他の馬に差をつけてしまいますから、完成度の高い血統を選ぶにこしたことはないんです。
今年はパット見、面白そうな馬がいない(いるんですけど、すでに重賞で走ってしまっている馬ばかり)のでどうしようかなーと思っているところですが、しっかり検証を重ねて面白い馬を導き出していきたいと思います。
さて、パット見の段階ですが、本命候補になるのはこの馬です。
その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→評価』の順で記載)
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兄弟にシンザン記念2着のダブルウェッジや、近親にベゴニア賞を勝って京成杯で2着になっているメイショウレガーロなどがいる血統。早熟性は悪くありません。お父さんは米国血統なので完成度は高いでしょうし、面白そう。