今回は2015年のセントライト記念の検証していきましょう。
と、その前にしれっと新コンテンツ作りました!
上の記事にも書いたんですが、血統予想って敷居が高いというか、なかなか分かりにくいと思うんですよね。だから興味があってもなかなか手が出せない、みたいな。
そんな過去の僕みたいな人を意識して書いてみました。まだ競馬を見始めて日が浅いという方でも読める内容になっていると思いますので、興味がある方はぜひ、以下を読み進めて、血統にもっと触れてもらえればと思います!
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・実践的種牡馬辞典〜芝重賞分析編〜
重賞にフォーカスして各種牡馬のデータを集計しました。内容はデータ集(Excel)+解説(PDF)となっています。
重賞になると力を発揮する種牡馬、逆に壁にぶち当たる種牡馬など、いろいろな特徴が浮き彫りになるので、一読の価値あると思いますよ♪ 詳細は以下まで!
中山で爆発した“ある血統”
まず中山の馬場は本当に変わりましたね。開幕週の中山なんて、内枠の先行馬を買っておけばよかったんですが、そんなのは遠い昔のことになりました。
予想通り、開幕週から差しが決まる馬場だったわけです。京成杯AHの結果を見れば、誰でも分かることですよね。
例えば2010年の秋開催の開幕週と比較してみましょう。
◆脚質上り別集計
集計期間:2010. 9.11 ~ 2010. 9.12
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脚質上り 着別度数 勝率 複勝率
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平地・逃げ 3- 3- 0- 10/ 16 18.8% 37.5%
平地・先行 5- 7- 6- 21/ 39 12.8% 46.2%
平地・中団 3- 2- 4- 40/ 49 6.1% 18.4%
平地・後方 1- 0- 2- 33/ 36 2.8% 8.3%
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10年は逃げ、先行馬が8勝。複勝率も高く、明らかに前が有利でした。しかし……
◆脚質上り別集計
集計期間:2015. 9.12 ~ 2015. 9.13
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脚質上り 着別度数 勝率 複勝率
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平地・逃げ 0- 3- 0- 10/ 13 0.0% 23.1%
平地・先行 5- 6- 4- 26/ 41 12.2% 36.6%
平地・中団 5- 3- 7- 46/ 61 8.2% 24.6%
平地・後方 2- 0- 1- 43/ 46 4.3% 6.5%
平地・マクリ 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0%
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今年は中団より後ろで競馬をした馬が7勝。一方、逃げ馬は1頭も勝てませんでした。
「馬場は生き物」といいますが、これはもはや昨年の改修を経て生まれ変わったと考えていいでしょうね。よって、もう中山に関しては過去のデータより、前日や前のレースでどんな血統が走ったかを見てリアルタイムの傾向を重視したほうがいいんじゃないですかね?
ということで重要になってくるのが、馬場考察です。
先週の中山では“ある血統”が恐ろしいほど走っていました。もうこの血統を持っている馬を買うだけでプラス、みたいな状況だったわけです。
その血はというと……
ボールドルーラー(ナスルーラ系)
ですね。
例えば日曜日の結果を振り返ってみると……
11R
1着 フラアンジェリコ 母父ボールドルーラー系
9R
2着 サトノプレジデント 父母父ボールドルーラー系
8R
3着 ビレッジソング 父母父ボールドルーラー系
6R
3着 レイホーロイス 母父ボールドルーラー系
2R
1着 ガーネットバローズ 父母父ボールドルーラー系
2着 ベルクオーレ 母母父ボールドルーラー系
という塩梅でボールドルーラーの影響を受けた馬が走りまくっています。もしこの傾向が続くとするなら、セントライト記念でもこの血を持つ馬を買ったほうがいいでしょう。
ということで、この馬を推しているわけですね。
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前走は明確な敗因がありましたし、血統的に見てもこれから力をつけるタイプ。伸びしろはあるでしょうから、期待したいですね。