今回は2015年の京成杯オータムハンデキャップの検証していきましょう。
出走馬を見る前に、今年の京成杯AHの所見について。中山は昨年、改修工事を行った影響で馬場が軽くなりました。秋開催は今回が初めてということで、傾向が不透明。あまり過去の傾向を信用しすぎない方がいいでしょう。
なんたってホープフルステークスや有馬記念でディープインパクト産駒が勝つような馬場ですからね。秋開催であればもっと軽くなって、中山なのにバンバン差しが決まる馬場になるかもしれません。
ということで、過去の傾向より土曜日の馬場傾向を優先して予想していきましょう!
さて、今年の京成杯AHはNHKマイルカップで馬券に絡んだアルビアーノ、同レースで1番人気に支持されたグランシルク、関屋記念の覇者レッドアリオンらが出走予定です。
どの馬が王者に近いのか? 考察していきましょう。
京成杯AHの予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | アルビアーノ | 3.5 |
2 | レッドアリオン | 4.2 |
3 | グランシルク | 5.0 |
4 | スマートオリオン | 9.0 |
5 | ヤングマンパワー | 10.3 |
6 | ダローネガ | 11.0 |
7 | エキストラエンド | 13.0 |
8 | シャイニープリンス | 18.0 |
この辺りが上位人気になる馬たちですね。
相変わらずこのレースは登録馬が多いですね。秋が始まったって感じです(笑)。
アルビアーノはNHKマイルカップで2着となった3歳牝馬。新潟記念こそ、アヴニールマルシェとミュゼスルタンがダメでしたが、今年の3歳は全体的にレベルが高いので、ここでも人気になりそうですね。フラワーカップの覇者なので中山は問題ないですし。
ただ、人気馬のダート→芝替わりってあんまり買いたくないんですよね……。芝馬がダート挑戦→惨敗→芝替わりって人気になるんですが、ダートを挟むとリズムがおかしくなることがあるんです。分かりやすい例で言うと、13年のフェブラリーSでダートに挑戦したカレンブラックヒルは、次走のマイラーズCで断然人気に支持されましたが、4着に負けました。人気薄なら全然狙ってもいいんですが、人気馬となると不安要素を重く見たほうがいいわけなんです。
レッドアリオンは古馬勢の大将格。前走は圧勝でしたし、ここでも人気になります。
ただし、前走はお兄さんのクラレントも勝っているように、血統的に適正が高いレースでした。ここへの条件替わりがプラスだとは限りません。ほとんど休みなく走り続けている点も気になるところ。
グランシルクはNHKマイルでかぶりすぎましたね。ニュージーランドトロフィーは恵まれた内容でした。NHKマイルカップは何の不利もなくクラリティスカイに完敗。これが実力でしょう。もし買いかぶられて人気になるならあまり妙味のある馬ではないですね。
と、三者三様で不安要素を持っている気がしています。
ハンデ戦ですし、波乱の可能性は十分といったところですね。
なお、パッと見、面白そうなのはこの馬ですね。
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