今回は小倉2歳ステークス2015について見ていきましょう。
枠順が確定してキンシャサノキセキ産駒が5頭も出走してきているわけですが、「キンシャサノキセキ産駒ってぶっちゃけどうなの?」と思っている方も多いと思うので、簡単に特徴を伝えておきたいと思います。
キンシャサノキセキ産駒の特徴
フジキセキの後継種牡馬として期待されるキンシャサノキセキ。今のところ大物こそ出していませんが、コンスタントに勝ち星を積み重ねています。
特徴としては、やはり短距離に強い。芝の距離別成績を見てみると……
1500m以下(9−11−9−61)複勝率32%
1600m以上(3−2−2−34)複勝率17%
※10番人気以内
ご覧のとおり、短距離での活躍が目立ちますよね。
たぶん、フジキセキと同じように東京の1800mとか、下級条件では中距離も走ると思うんですが、本質的には短い距離が合っている。
さらに、芝よりダートで勝ち星を積み重ねているという事実があります。
勝利数はダートのほうが多いですし、10番人気以内の複勝率を見ても「芝28%/ダート34%」と、ダートが優勢です。
芝よりダートのほうが得意な種牡馬というのは、瞬発力より持続力に秀でている面があるので、芝だと短距離とか小回りの2000mといった条件がいいんですね。
となると、小倉の芝1200mというのは小回りの短距離ですから、条件としてはいいと思います。
ただし、懸念点も。
まだサンプルが少ないのでなんとも言えないんですが、もしかしたら道悪でパフォーマンスを落とすタイプになるかもしれません。
新馬戦レベルだと馬場が渋っていても走るんですが、500万条件以上になると、(0−0−0−6)と1頭も走っていません。キンシャサノキセキの現役時代を振り返ってみても、稍重以上だと(1−0−0−4)なんですね。馬券圏外になった4回はすべて1番人気でしたから、懸念するには十分な材料だと思いませんか?
ちなみに血統は全く違うんですが、
・一番得意な条件は芝の短距離
・だけど下級条件ならむしろダートの成績の方がいい
っていう特徴が酷似している種牡馬にクロフネっていうのがいて、この馬も道悪だとパフォーマンスを落とす傾向にあります。(まぁこれは仮説の段階なので、なんとも言えませんが。)
小倉は日曜日に雨が降るようですから、馬券圏内に来ない理由があるとしたら、これになるんじゃないかと予想しています。
なお、こういった種牡馬考察はメルマガで随時行っていくので、より詳細が知りたい方はこちらへどうぞ!
ちなみに道悪でも買えるキンシャサノキセキ産駒を上げるとすれば、この馬でしょう。
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道悪実績があるっていうより、母父●●●●●●●が道悪の鬼なので、むしろパフォーマンスを上げる可能性はあります。ということで注目してみても面白いと思いますよ!