今回は新潟2歳ステークス2015に関して書いていきましょう。

2歳戦ではある一つのデータが才能を示す“指標”となります。

そのファクターを見ていくことでどの馬が買えるのか、見えてくるのではないでしょうか。

注目すべきなのは……

ブログで何度も書いていますが、日本の競馬では特に上がり3ハロンのスピードが重要になります。

だから上がり3ハロンでいかに速い脚を使えているかが一つの才能の指標となります。

特に新潟2歳ステークスは直線が長く、速い脚が求められるレースです。上がり3ハロンで鋭い末脚を使っていることが必須条件になります。

事実、過去10年における前走上がり別の成績を見てみると……

上がり1位(8−8−7−58)
上がり2位(1−2−3−32)
上がり3位以下(1−2−0−53)

ご覧のとおりです。ほとんど上がり1位の馬しか好走していません。上がり2位でも厳しいですし、3位以下は目も当てられないような成績です。

ちなみに上がり3位以下ながら好走した3頭のうち、2頭はヴィクトリアマイル3着のマイネイサベルと重賞ウィナーのマイネルラクリマですから、相当の実力者でないと馬券に絡めていないことがわかります。

よって、新潟2歳Sでは速い上がりが使えることを示した馬を軸にするのが無難でしょう。

特に前走、スローの瞬発力勝負で上がり1位を叩きだした馬の期待値が高いんですよ。どの馬も速い上がりを使える中で末脚比べに勝つということは、相当の才能を持っていることを示唆しています。

例えば今年のメンバーで行くと、この馬でしょう。

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前走は残り4ハロンまで12秒台のラップを連覇するスローペースの中、上がり3ハロン目で一気に加速して33.6秒という優秀な数字をたたき出しました。しかも先行してこの数字をたたき出していますからね。期待していいと思いますよ。