今回は新潟2歳ステークス2015に関して書いていきましょう。

いい機会なので、今年の2歳戦の傾向を見ていくことにしましょう。

全体の傾向を知ることで的中につながっていくかもしれません。そしてこの考察は、他のレースでも生きてくるはずです。

2015年の2歳世代の勢力図

現2歳世代の先週末までの成績を見て、芝で好成績を残している種牡馬を挙げていきましょう。

まずはダイワメジャー。芝で最多勝を挙げていて、複勝率も56%というハイアベレージを記録しています。また、すでに出走回数は80回に上り、仕上がりの速さを武器に2歳戦を席巻していることがわかります。

次にディープインパクト。まだ出走回数は29回ですが、なんと10勝を挙げています。勝率は驚異の35%。今年もディープインパクト産駒の勢いは衰えません。

まぁこの2頭はどんな年でもある程度いい成績を残しますので、特別挙げる存在でもありません。

注目したいのは彼らに次ぐ勢力です。

まずはステイゴールド

(6−4−6−17)
勝率18%
複勝率48%
単勝回収値214
複勝回収値112

ご覧のとおり、凄まじい成績を記録しています。

さらに見逃せないのがジャングルポケットです。

(4−4−5−10)
勝率17%
複勝率57%
単勝回収値98
複勝回収値185

こちらも驚異的な数字となっています。

なぜこの2頭が躍動しているかというと、“勝負世代”ともいうべき世代だからではないかな、と思います。

今年の2歳馬は2013年生まれの世代なので、種付けされたのは12年ということになります。となると、生産者が基準としたのは11年の成績になりますよね?

11年といえばステイゴールド産駒のオルフェーヴルが3冠(+有馬記念)を達成した年です。

また、ジャングルポケット産駒のトーセンジョーダンがレコードで天皇賞秋を制し、ジャパンカップでも2着になりました。他にもアヴェンチュラが秋華賞を勝ちました。ジャンポケが種牡馬として最も活躍した年の一つと言っていいでしょう。

これだけGIで活躍馬が出ると、生産者は注目しますよね。当然、良質な牝馬が集まりやすくなります。だから生産の質が上がり、ここまでいい成績が残せているのではないかな、と仮説を立てることができるわけです。

そんなわけで上記した4頭の種牡馬の産駒は2歳重賞でも好走する可能性が高いので注目していきたいですね。

なお、上記した注目種牡馬の産駒で新潟2歳ステークスで注目される馬といえば、この馬です。

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半兄はGI馬ということでポテンシャルを秘めています。前走のパフォーマンスもなかなかでしたから、注意したい1頭ですね。