今回は2015年の北九州記念について書いていくことにしましょう。

今年の北九州記念は馬場がポイントになりそうですね。というのも、例年とは若干異なる様相を呈しているからです。

馬場の違いを考慮せよ

小倉競馬場といえば小回りのローカルコースです。そのイメージに違わず、基本的に内が有利で内枠を活かして前に行って粘り込むというのがいわば“王道”でした。

しかし、そんな光景が見られません。むしろ、前に行った馬が潰れるシーンをよく目にするくらいじゃないですか?

そう、今年の小倉の馬場はかなり差しが届くんです。

例えば昨年、2回小倉の北九州記念が行われるまでの脚質別の成績を見てみましょう。

昨年、4コーナーを10番手以下で回った馬の成績は(0−1−1−42)と壊滅状態でした。ある程度のポジションにつけなければ確実に届かない。それが、例年の小倉の馬場でした。

しかし、今年はどうでしょうか?

脚質上り 着別度数
平地・逃げ 1- 0- 0- 7/ 8
平地・先行 1- 3- 6- 19/ 29
平地・中団 4- 4- 0- 26/ 34
平地・後方 2- 1- 2- 30/ 35

集計期間:2015. 8.15 ~ 2015. 8.16

ご覧のとおり、今年は4コーナーで後ろにつけていた馬でもしっかりと巻き返しています。中団、後方につけた馬が勝つケースが明らかに増えているわけですね。

よって、例年の傾向を思い浮かべていると、痛い目にあうかもしれません。

例えば今年、この馬はどうなんでしょうか? 今年の馬場だと嫌ったほうが妙味ありかも知れません。

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前走は圧倒的なスピードを武器に押し切りました。しかし、今回は差し馬場であり、この馬の推進力がいきない可能性があります。となると……飛んでくれた方が嬉しいかもしれません笑