今回は札幌記念に関して書いていきましょう。

まずは馬場読みですね。詳しくはメルマガでやりますが、面白い傾向が出ているんですよ。

馬場を読むことで好走馬が見えてくる。しっかりと考察していきましょう。

明らかなバイアスが発生している札幌

正直なところ、開幕して2週目までは明確な傾向が出ていませんでした。強いて言えば、函館に比べて明らかにクラシック血統に向いた馬場だったので、函館で凡走したクラシック血統が巻き返してくるだろう、ということくらいしか注視するポイントがなかった。

ただ、8月第2週の馬場を見てポイントとなる可能性がある血を見つけました。

それがキングマンボの血でした。

以下、芝の中距離に関する見解をメルマガより抜粋。

開幕週からの変化で言うと、ダート的な血統も走るようになってきた。バランスの良い血統がベター。特注血統としてはキングマンボ。特に母父エルコンドルパサーが爆発した。キングマンボは芝とダート両方の能力を求められる馬場で来る。あとは凱旋門賞血統を持つ馬が来ていたため、注視したい

・開幕週に比べてダート的な血が走るようになった
・特にキングマンボに注目

結果、先週は勝負を見送りましたが、この見解は間違っていなかったと、今週の回顧をしていて思いましたね。

例えば先週、母父にエルコンドルパサーが入っている馬は2頭いました。その2頭の成績はというと……

ヨカグラ 5番人気3着
リュウノースジョイ 10番人気4着

ご覧のとおり、2頭とも人気以上に走っていました。ちなみに母父キングマンボは3頭出走して1勝、5番人気2着が1頭という結果でした(残り1頭は10番人気9着)。

つまり、母父キングマンボ系は(1−1−1−2)で複勝率60%(当然、複勝回収値100超)。明らかに母系にキングマンボの血を持った馬に向いた馬場だったわけですね。

もう一つ、ダート血統が走るようになっていると書きましたが、4番人気以下で馬券に絡んだ9頭を見てみると、うち6頭が父か母父がレイズアネイティヴ系(※ミスタープロスペクターの父)でした。

こちらもピッタリとハマったわけですね。

実際、土曜日にブログで公開したコスモス賞の推奨馬、マイネルサグラは母父がヘクタープロテクター(=ミスプロ系)でした。理想的な血統でしたから、連対したのも頷けますよね。(単複を買っていたので勝ちきれなかった点はツメが甘いというか、僕の見立てが甘かったと言わざるを得ませんが。。)

そういえば勝ったラヴアンドポップは父アドマイヤムーン、母父Quiet Americanというミスプロ×ミスプロの配合でしたね。こっちを選べなかったのが残念でなりません。。

それでも前週、勝負を見送ったのはここまで明らかな傾向が出ると読めなかったためなので、まぁ僕のセンスが無かったということですが(苦笑)、今週はバッチリ読めているので、同じ馬場なら勝負していくと思います!

前週をしっかりと回顧することで好走馬が見えてくる。

僕の発行しているメルマガでは「回顧(馬場読み)→考察(血統を柱に多角的な視点で考える)→予想」という一連のサイクルを抜かりなくやっています。ローマは一日にして成らずなので、「購読すれば即勝てる!」なんてことはありませんが、続けていくことで徐々に競馬を理解し、勝っていくこともできると思います。

よろしければ、ご一読を。

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さて、そんなわけで札幌記念です。母父エルコンドルパサーがいないのは残念ですが、同じような馬を見つければいいだけの話

エルコンドルパサーはキングマンボ系ですが、大血統でいうとミスプロに属します。ではなぜ、ミスプロ系なのにキングマンボ系を個別に分かるかというと、違う性質を持っているからなんです。

ミスプロ系はダートに特化したアメリカの名血です。一方、キングマンボはミスプロ系でありながら重たい芝の欧州で活躍しました。

振り返ってみればエルコンドルパサーもダート3戦3勝と抜群の適正を示しながら、凱旋門賞で2着になっています。(お父さんがキングマンボなので当たり前ですが)

・ミスプロ系なのに欧州の芝の大レースを勝つ

こういう馬を見つければいいわけですね。

そういった観点から見ると、いるじゃないですか!ぴったりな種牡馬が!

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●●●●●●●●は芝とダートのGIを両方勝った、まさにエルコンドルパサー的な馬です。その血が入っているのですから、無視するわけにはいきませんね。人気もそこそこになるでしょうし、重い印を打ちたい1頭です。