今回は2015年のエルムステークスの検証していきましょう。
今年のエルムステークスはあまり見どころがないというか、3強以外は重賞で頭打ちの馬や昔の賞金で重賞に出てきているような馬ばかりなのでなかなか悩ましいところ。
とりあえず、ベタな血統考察をして活路を見出していきましょう。
エルムステークスの血統考察
エルムステークスで強調できる血統は決まっています。
4番人気以下で馬券圏内に好走した馬を見てみると……
2014年
2着 クリノスターオー(5番人気)
父アドマイヤボス
母父ジェイドロバリー
3着 インカンテーション(10番人気)
父シニスターミニスター
母父マキャベリアン
2012年
3着 グランドシチー(6番人気)
父キングカメハメハ
母父ブライアンズタイム
2011年
2着 オーロマイスター(8番人気)
父ゴールドアリュール
母父Lear Fan
2010年
2着オーロマイスター(4番人気)
前述
とまぁこんな感じなんですが、傾向は明らかでしょう。
インカンテーションは一旦置いておいて、注目したいのは以下の3頭の種牡馬ですね。
アドマイヤボス
キングカメハメハ
ゴールドアリュール
まずキングカメハメハはダービー馬ドゥラメンテとダートGI馬ホッコータルマエを出している“両刀使い”の種牡馬です。
ゴールドアリュールは芝適性の高いサンデー系の中で“ダート王”の地位を築く異色の存在。エスポワールシチーやコパノリッキーを輩出しています。ただし、芝適性がないわけではありません。自身はダービー5着。種牡馬としてもトウカイパラダイスやフーラブライト、タケミカヅチノカミといった重賞好走馬を出しています。
そしてアドマイヤボスは“ダート王”アドマイヤドンの兄弟です。
つまり、芝とダート、両方の適性がある馬が来ているわけですね。アドマイヤボスはやや芝よりですが、クリノスターオーは母がミスプロ×ミスプロという配合のため、ダート適正を保管しています。
まぁ要するにダートに寄りすぎていたり、芝に寄りすぎていたりするのはあまり好ましくないということですね。
だから3強の中だと、この馬が一枚適性が落ちます。
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父、母父ともに芝のGI馬。父は比較的ダート適性が高いですが、過去に人気を裏切ったことがありますし、ここでは評価を落としたいところですね。