今回は今年の夏競馬を振り返って買える馬、買えない馬について書いていきましょう。
夏競馬って基本的に中央4場で開催がある春競馬や秋競馬と違ってローカル開催ばかりなので、買える血統が違ってくるんですよね。
だから夏競馬の全体的な傾向を知ることで、買った方がいい馬、評価を落とした方がいい馬が見えてきます。
例えば以下の条件に合致する種牡馬の複勝率ランキングベスト3はこのようになります。
・6月以降
・20頭以上出走
・10番人気以内
・複勝回収値100以上
1位 ストーミングホーム
2位 ブラックタイド
3位 ネオユニヴァース
面白い傾向ですね。
この3頭に共通して言えるのは、「ダート適性が高いこと」ではないでしょうか?
ストーミングホームは芝ダート兼用種牡馬。ミスプロ系ながら芝で穴を開けるタイプの産駒が多く、穴党として常にお世話になっている種牡馬です。
ブラックタイドはディープインパクトの全兄ですが、弟よりもダート適性が高い。ディープインパクト産駒はダートのOPレベルで全く活躍できていませんが、ブラックタイド産駒はフィールザスマートなどが上のクラスで走っていますよね?
そしてネオユニヴァースはご存知の通り、芝よりダートでの勝ち鞍のほうが多いような種牡馬です。
つまり、基本的にダート的な要素を持った血統のほうが期待値が高いということなんですね。
一方で芝適性が高いディープインパクトがどんな成績を残しているかというと……
(26−25−19−123)
勝率14%
複勝率36%
単勝回収値67
複勝回収値73
能力が高いので好走率はそこそこ高いです。ただし、回収値は単複ともに標準を下回っています。
つまり、夏競馬でディープインパクトのような馬を買っていたら負けるんですね。(ディープインパクト産駒の中でも買える馬入るので、そのあたりは臨機応変にやればいいんですが、その話はまた今度)
よって、小倉記念でも「芝っぽい血統の馬」より「ダート風味のある血統の馬」が好ましい。
例えば血統だけみたらこの馬なんか面白いんじゃないでしょうか?
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父、母父ともにダート適性が高い血統です。何やら調教が微妙で本気度が高くないのが見え見え、ということですが、だからといって油断していると痛い目にあうかもしれませんよ?