今日はそろそろネタ切れしてきたのでベタな血統考察を。
札幌芝1800mはある特定の血を持つ馬が激走する傾向にあるんです。その血とは……
ニジンスキー
です。
ニジンスキーはイギリスの3冠馬で、パワーとスタミナに秀でた血統なんですよ。パワーとスタミナに特化しすぎているため、日本ではスピード不足に陥りがち。よって、野芝100%の軽い馬場や瞬発力勝負になると弱い。
ただ、一方でパワーとスタミナを求められる条件になると圧倒的な強さを発揮します。
札幌は洋芝ですし、夏場の開催ということで馬場が傷みやすい。よって、ニジンスキーのバイアスが発生しやすいんです。
例えば2012年以降、母父ニジンスキーの馬の成績を見てみると……
(4−3−5−10)
勝率18%
複勝率55%
単勝回収値149
複勝回収値154
※10番人気以内
ご覧のとおり、すさまじい成績となっています。
さらに母父の母父がニジンスキーだった場合もいいんです。
ダンスインザダーク(3−1−0−7)
タイキシャトル(0−2−0−1)
スペシャルウィーク(0−0−3−7)
どれもまずまずの成績を残しています。明らかにニジンスキーの血を持つ馬は強調できるんですね。
今回の出走馬を見ると、母父にニジンスキーを持っている馬はいませんが、母母父に入っている馬はいます。特に注目なのがこの馬です。
その馬の名(I)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)
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重たい芝の小回りでパフォーマンスを挙げるタイプ。洋芝実績はありませんが、もしかしたらあうかもしれませんよ。