残念ながらアンバルブライベンが死亡。。。
この馬、ここ2走は着順が悪かったですが、充実期だったことは間違いないので残念ですね。
前走は人気を裏切って5着でしたが、一番強い競馬をしたのはこの馬でした。メルマガの回顧より。
5着 アンバルブライベン
一番強い競馬をした。
上位馬の4角順位を見てみると……14→14→12→10→2→10→12→14
とアンバルブライベン以外は
4角10番手以下だったことが分かる。先行馬が軒並み後退していく中で
掲示板を確保。しかも56キロを背負っていたのだから
素直に強いと考えていいだろう。今回はノーカウントでOK。
次、人気落ちするようなら本命候補。
というわけで、いい馬でしたし、繁殖も期待される馬だったので残念ですね。ゆっくり、天国で休んでほしいです。
七夕賞で強調できる血統
では今回も血統の話をしていきましょう。
福島芝2000mというコースは……
・荒れた馬場
・小回り
という特性を持っています。よって、脚をためて瞬発力で勝負するより、長くていい脚を使うほうが好ましいわけですね。
だから前回の検証で書いたように、父サンデー系より父非サンデー系がいいわけです。
で、いい脚を長く使える馬がいたとします。
その馬の脚質はどういったものがいいのか?
当然、先行できる馬がいいですよね? 長くいい脚を使えるなら、前に行ってそのまま押し切るスタイルが合っています。実際、このコースは先行勢が優勢です。
ではここで、2012年以降に4コーナー5番手以内につけた馬の成績を見てみます。
すると、ある一つの系統が、抜群の成績を残していることが分かります。その系統とは……
ダンジグ系
ですね。
ダンジグはスピードと持続力に優れた系統として知られています。
父ダンジグ系
(5−1−3−1)
勝率50%
複勝率90%
単勝回収値279
複勝回収値162
実際に驚異的な成績を残していますよね?
ちなみに出走回数が10回しかありませんが、7頭が走って6頭が好走しています。(※マイネルラクリマが3回、マイネルヴェリタスが2回好走)
かなりの確率であることが分かりますよね。「偶然だよ」と思うかもしれませんが、
持続力が求められるレースで、
持続力に優れた種牡馬が、
先行することで結果を出している。
と考えると、「必然性」があると思いませんか? 少なくとも僕はそこに可能性を見出したいと思っています。
残念ながら七夕賞にはダンジグの血を色濃く持つ馬があまり出てこないのですが、平場なんかでも使えるデータなので、覚えておいて損はないと思いますよ。
さて、そんな七夕賞出走馬の中で数少ないダンジグの血を持ち合わせているのがこの馬。
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まぁ来ない確率のほうがはるかに高いと思いますが、魅力的な血統をしているので、買っておきたい1頭ですね。