今回はユニコーンステークスについて書いていこう。
中央競馬における3歳春の最大目標といえるダート戦でポイントとなるのは何なのだろうか?
ユニコーンステークスの狙い目
まず注目してもらいたいのが、「大波乱が起こりにくい」という点だ。
過去10年で1番人気はなんと6勝。2着も2回あり、連対率80%という超高水準だ。
さらに連対馬20頭中19頭が4番人気以内、唯一の例外だったバンズームはキャリア(2−3−2−0)と複勝率100%、ダートに限れば(2−0−1−0)で3着だったのはオープンの鳳雛ステークスと、もっと上位に支持されてもおかしくないような戦績の持ち主だった。
そして9番人気以下で馬券に絡んだのは(0−0−1−77)でわずか1頭のみ。しかも11番人気3着だったケイアイレオーネは地方重賞ウィナーで、UAEダービーに遠征したほどの馬だった。
なぜ、これほど波乱が起こりにくいのか?
要因はいくつか考えられるが、3歳ダート路線が整っていないことが一番大きな原因だろう。
3歳の芝馬は皐月賞やダービー、牝馬なら桜花賞とオークスを目指す。NHKマイルカップという選択肢もある。
一方でダート路線は、ユニコーンSまで重賞がなく、目標とするレースがない。ドバイに活躍の場を求めるケースも出てきているが、基本的に3歳のダート馬はユニコーンSが最大の目標となる。(ジャパンダートダービーという選択肢もなくはないが、ここで好走しないことには出走できないわけで、結局ここが目標になる)
よって、メンバーが揃いやすく、かつメイチで仕上げられている可能性が高い。(芝の場合は皐月賞、NHKマイルカップ、ダービーと選択肢が多いため、メイチでない馬が出てくる可能性も大いにある。)だから、実力通りに決着することが多いのだ。
よって、変な穴狙いは決まらない可能性が高い。上位馬の取捨選択をしっかりできるかどうかがポイントになってきそうだ。
なお、今年の出走馬で買わなければいけない人気馬はこの馬だ。
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まぁ普通に、逆らうのは得策ではないだろう。