今回はオークスの有力馬診断を行っていこう。
ルージュバックに続いて取り上げるのはミッキークイーンだ。桜花賞に届かなかったディープインパクト産駒はオークスで輝けるのか。
馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。
ミッキークイーンの信頼度
結論から言うと、ミッキークイーンはなかなか魅力的な馬だ。
桜花賞から漏れたものの、出ていれば上位に来ていた可能性が高い。特に新馬戦のパフォーマンスが高く、“負けて強し”の内容だった。忘れな草賞でロカらをおさえてOP勝ちを果たしたことも不思議なことではない。
3年連続オークスで好走馬を出しているディープインパクト産駒、しかも今回が初のGIということで期待値が高い。
よって、無視できない1頭といえるだろう。
ただし、素直に本命にできる馬かといえば、そうではない。ミッキークイーンには本質的に以下のような不安要素がある。
・馬格がない
・ゲート不安
・脚質が極端
・勝ち方が派手で人気になりやすい
以上のように、「THE 買いたくない人気馬」の要素を持ち合わせている。
今回は輸送がある。クイーンカップの時のように大幅に馬体重を減らした場合(マイナス20キロ)、パフォーマンスを発揮することは難しいはず。馬格がないというのはかなり大きなマイナスなのだ。また前残りだったNHKマイルカップやヴィクトリアマイルを見ると、後ろからいく脚質というのも不安の一つだ。
何より、パフォーマンスが鮮烈であるため人気になりやすい。
実際、オークスではルージュバックに次ぐ人気に支持されることが濃厚となっている。
そう考えると、高く評価して「相手筆頭」、普通ならヒモとするのが妥当な評価ではないだろうか。それが現時点での彼女に対する評価だ。
なお、人気馬の中で一番信頼できる馬はこの馬だ。
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脚質や今までの実績を考えるとこの馬を評価するのが妥当。血統が微妙であるものの、それなりの印をつけてしかるべきだ。