今回はオークスの有力馬診断を行っていこう。
最初に取り上げるのはルージュバックだ。桜花賞で圧倒的な1番人気を裏切った牝馬は、ここで巻き返して来られるのか。
馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。
ルージュバックの信頼度
結論から言えば、ルージュバックは桜花賞より買える。
桜花賞は不安要素が多数あった。
http://jinkeiba.com/2015/0407/9298
・経験不足
→スローの瞬発力勝負しか経験なし
→マイルは初めて
・能力が突き抜けないマンハッタンカフェ産駒
それに比べると、オークスは条件が揃っているように思える。
ヴィクトリアマイルがそうだったように、牝馬限定の重賞はスローになりやすい。瞬発力が問われる展開になれば出番はあるだろう。中距離で結果を出してきたという点も、アドバンテージになるはずだ。
桜花賞の惨敗により(1番人気とはいえ)人気が落ちるなら、今回の方が「買い」だろう。
ただし、不安要素がないわけではない。
例えばマンハッタンカフェ産駒というのは、彼女に一生つきまとう不安要素だ。
能力面は前述のとおり。そして府中の中距離重賞というのは、マンハッタンカフェ産駒に合わない。
過去、府中の中距離GI(オークス、ダービー、天皇賞秋、ジャパンカップ)に出走したマンハッタンカフェ産駒は15頭。その成績はというと……
(0−1−2−12)
勝率0%
複勝率20%
単勝回収値0
複勝回収値68
ご覧のとおり、1頭も勝っていない。馬券になったのはレッドディザイアが2回、そして不良馬場のダービーにおけるアントニオバローズだけだ。
そう考えると、ルージュバックの信頼度は決して高くない。少なくとも、単勝の期待値はかなり低いのではないだろうか?
結論を書こう。
ルージュバックは桜花賞より買える。ただし、オークスに抜群の適性があるわけではない。
そういう1番人気馬を積極的に買うべきなのか? 答えは明白だろう。
なお、現時点での面白いと考えている穴馬はこの馬だ。
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父は府中の中距離GIで抜群の強さを見せている。前走のレベル的にどうかであるが、人気がないならヒモに加えておくべきだろう。