優駿牝馬オークスの出走馬と枠順が発表された。

ルージュバック、ミッキークイーン、レッツゴードンキといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。

なお、オークスの徹底検証はメルマガで行っている。

あらゆる可能性を考慮し、多角的な目線で検証を行っている。一つのレースをこれだけ徹底的に分析するメルマガも、他にないのではないだろうか。

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オークス枠順

2015年 5月24日(日) 2回東京10日目 18頭 [15:40発走]
【11R】  第76回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量)(牝)(国際)(指定) 芝2400m (B)

馬名 性齢
1 1 レッツゴードンキ 牝3
1 2 マキシマムドパリ 牝3
2 3 トーセンナチュラル 牝3
2 4 ココロノアイ 牝3
3 5 シングウィズジョイ 牝3
3 6 クイーンズリング 牝3
4 7 キャットコイン 牝3
4 8 ローデッド 牝3
5 9 コンテッサトゥーレ 牝3
5 10 ミッキークイーン 牝3
6 11 ペルフィカ 牝3
6 12 アースライズ 牝3
7 13 アンドリエッテ 牝3
7 14 ルージュバック 牝3
7 15 トーセンラーク 牝3
8 16 ノットフォーマル 牝3
8 17 クルミナル 牝3
8 18 ディアマイダーリン 牝3

ルージュバックは7枠14番、ミッキークイーンは5枠10番、レッツゴードンキは1枠1番に入った。では、どの枠順に入った馬が強調できるのか、見ていこう。

オークス│過去10回枠順別成績

枠番 着別度数
1枠 1- 1- 1-17/20
2枠 3- 1- 1-15/20
3枠 0- 2- 2-16/20
4枠 1- 1- 0-18/20
5枠 2- 2- 3-13/20
6枠 0- 0- 2-18/20
7枠 2- 1- 1-26/30
8枠 2- 1- 0-26/29

集計期間:2005. 5.22 ~ 2014. 5.25

ぱっと見、内外の差がないように見える。ただし、外枠の好走馬を見てみると、ある傾向に気づく。

エバーブロッサム 5番人気2着
ジェンティルドンナ 3番人気1着
ジェルミナル 4番人気3着
トールポピー 4番人気1着
(ピュアプリーゼ 8番人気2着)
アパパネ 1番人気1着
サンテミリオン 5番人気1着

まず、ピュアブリーゼを除く馬たちは5番人気以内に支持されていた。なお、ジェンティルドンナ、ジェルミナル、トールポピー、アパパネはGIで好走実績があった。そしてエバーブロッサムとサンテミリオンは近年のオークスの好走血統に完全に合致していた。

そう考えると、本当の人気薄というのはピュアブリーゼしか好走していない。そのピュアブリーゼは、枠順の意味を無効化させる逃げ馬だった。

つまり、6番人気以下の人気薄は、ほとんどが内枠から好走していることになる。

オークスと同条件のダービーでは1枠に入った馬が毎年のように馬券に絡んでいる。よって、基本的に内有利と考えて馬券を組み立てたほうがよさそうだ。

例えばいい枠を引いたのはこの馬だ。

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この枠からならどんな競馬でもできる。鞍上がどう判断するかだが、面白い競馬をしてくれるかもしれない。