産経大阪杯は◎ロゴタイプ、◯カレンブラックヒルの2頭に期待したが不発。▲ラキシスと☆キズナで決着し、×エアソミュールが3着に滑り込んだ。

大変残念な結果に終わったが、目を背けても始まらない。しっかり振り返っていこう。

阪神11R 産経大阪杯/勝負度B 波乱度C

◎09 ロゴタイプ → 5着
○06 カレンブラックヒル → 8着
▲03 ラキシス → 1着
☆07 キズナ → 2着
△13 デウスウルト → 6着
△10 ショウナンパンドラ → 9着
×12 スピルバーグ → 4着
×04 エアソミュール → 3着

不良馬場の阪神。レースはゼロスが引っ張り、カレンブラックヒル、ロゴタイプが番手につけた。直線ではその2頭が早めに抜け出しを図ったが、後方に待機していたラキシスとキズナが一気に差しきり、ディープインパクト産駒の2頭で決着した。

ラキシスは完勝だった。昨年の有馬記念で6着になった内容を見れば、牡馬の一級線とやっても好勝負になることは明らかだった。それにしてもキズナを突き放しての完勝というのは想像以上に強かった。今後はどの路線にいくのか(ヴィクトリアマイルか天皇賞春か)難しいところだが、適正を見極めてしっかりとした選択をしてほしい。個人的にはヴィクトリアマイルなら軽視。天皇賞春なら人気次第では重たい印を打っても面白そうといった感じ。

4番手としたキズナは、何度も書いているが明らかに過剰人気だった。少なくとも1.4倍ほど信頼性の高い馬ではない。そう考えると、特に驚く結果ではない。ラキシスには完敗だったが、この条件の中でしっかり2着に走ったのだから悲観視ばかりすることもないだろう。

むしろ問題はここから。今後、天皇賞春→宝塚記念というローテーションを歩むことになるだろうが、どちらもディープインパクト産駒が苦手なレースだ。この2戦は真価が問われる。

エアソミュールは“トニービン馬場”の影響があったとはいえ、この展開で3着というのは立派。もし天皇賞春にいくなら、要注意だろう。

レース自体や4着以下の評価に関してはメルマガにて。

来年への教訓と今週の注目馬

今年は特殊な馬場で行われたため、例外的な年と考えたい。

ただ好調種牡馬、ディープインパクトの産駒が2頭走ったことや好走馬に共通するローテーションなど、例年通りの部分もあったため、しっかりと分析して来年に活かしていきたい。

さて、今週はいよいよクラシック第1段の桜花賞が開催される。

今年は無敗馬ルージュバックや阪神ジュベナイルフィリーズ組のココロノアイ、レッツゴードンキなど、レベルの高い馬が揃っていて楽しみなレースとなった。

なお、現時点での本命候補はこの馬だ。

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ハイレベルなレースで好走を続けている。おそらくルージュバックが圧倒的な人気を集めるだろうが、決してこの馬も負けていない。人気的な妙味が生まれそうなら、ここから勝負してもOKだ。