今回は産経大阪杯の有力馬診断を行っていこう。
キズナに続いて取り上げるのはスピルバーグだ。昨秋は天皇賞秋を制し、続くジャパンカップで3着になるなど、完全に本格化した。夏に英国遠征を控えているが、ここでの取捨選択はどうすればいいのか? 見ていくことにしよう。
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スピルバーグの懸念点
スピルバーグは6歳のディープインパクト産駒だ。通常、ディープインパクト産駒の高齢馬は重賞で嫌ったほうがいい。
ただし、スピルバーグは2度の長期休養があって(社台の吉田照哉氏によると、故障ではなく調教師の以降だったと推測される)、6歳馬ながらわずかに14回しか走っていない。肉体的な衰えはゼロではないにしても、キャリア過多による消耗は皆無といっていい。
今回も昨年のジャパンカップ以来ということで休養は十分にとっている。ここは英国遠征の始動戦という意味合いが強いため、びっちり仕上げてくることはないだろうが、有力馬の1頭であることは間違いない。
もっとも、懸念点がないわけではない。
全兄のトーセンラーが“京都専用機”だったように、スピルバーグもまた“東京専用機”である可能性が高い。少なくとも東京以外で走った経験が極端に少なく、小回り、内回りは未知数な部分が大きい。
東京、外回りコース(6−1−4−1)
小回り、内回り(0−0−0−2)
爆発的な末脚を持っている反面、エンジンの掛かりはあまり早くない。イメージとしてはギアを1段階ずつ着実に上げていくのではなく、いきなり4速に入れて加速がつかないような形だ。トップスピードに至るまでに時間が掛かる。その弱点を内回りコースで克服できるのか? というのが今回の大きな課題だろう。
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なお、コース適性が最もありそうな馬といえばこの馬だ。
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意外なことに阪神コースは初めて。しかし、同じ小回りで馬場の重たい中山などを得意としているため、適正は抜群なはずだ。