産経大阪杯の出走馬と枠順が発表された。

キズナ、スピルバーグ、エアソミュールといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。

なお、産経大阪杯の徹底検証はメルマガで行っている。検証項目は以下のとおり。

・“超GII”という舞台設定/Vol.717
・好走血統を暴く/Vol.718
・注目したい種牡馬/Vol.719
・ローテで見極める“格”/Vol.720
・才能の指標/Vol.721
・全頭診断1、2/Vol.722、723

あらゆる可能性を考慮し、多角的な目線で検証を行っている。一つのレースをこれだけ徹底的に分析するメルマガも、他にないのではないだろうか。

もちろん、検証だけでなく、結果も出している。成績はメルマガのページを参照あれ。

メルマガの内容は産経大阪杯だけでなく、あらゆるレースに応用できる内容となっている。興味がある方はぜひ登録を。一緒に競馬を楽しみ、勝っていこう

JINの勝ち組育成メルマガ

産経大阪杯枠順

馬名 性齢 斤量
トラストワン 牡7 56 マイネルラヴ
ダノンヨーヨー 牡9 56 ダンスインザダーク
ラキシス 牝5 55 ディープインパクト
エアソミュール 牡6 57 ジャングルポケット
ゼロス 牡6 56 キングカメハメハ
カレンブラックヒル 牡6 57 ダイワメジャー
キズナ 牡5 57 ディープインパクト
ムスカテール 牡7 56 マヤノトップガン
ロゴタイプ 牡5 57 ローエングリン
ショウナンパンドラ 牝4 55 ディープインパクト
キングズオブザサン 牡4 56 チチカステナンゴ
スピルバーグ 牡6 58 ディープインパクト
デウスウルト セ7 56 キングカメハメハ
タガノグランパ 牡4 56 キングカメハメハ

キズナは5枠7番、スピルバーグは7枠12番、エアソミュールは3枠4番に入った。では、どの枠順に入った馬が強調できるのか、見ていこう。

産経大阪杯│過去9回枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0 0
2枠 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 16.7% 0 28
3枠 0- 2- 0- 5/ 7 0.0% 28.6% 0 85
4枠 1- 0- 1- 5/ 7 14.3% 28.6% 17 31
5枠 1- 2- 1- 5/ 9 11.1% 44.4% 41 112
6枠 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 11.1% 0 11
7枠 1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 26 112
8枠 2- 0- 1- 6/ 9 22.2% 33.3% 338 77

集計期間:2010. 4. 4 ~ 2014. 4. 6

内枠の成績があまり良くないことが分かる。

1〜3枠は2番人気4頭、3番人気3頭と人気に支持された馬もいた中で勝ち馬はゼロ。複勝率はわずか17%だ。

この時期の阪神は連続開催で行われている。この週からコースが替わるものの、極端な内枠はよくないということだ。

もちろん、土曜日の馬場を考慮して決めなければならないが、少なくとも「内枠有利」や「外枠不利」と判断する必要はないということだ。

なお、例年の傾向通りならいい枠を引いたのはこの馬だ。

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内過ぎず、外過ぎないいい枠だ。あとはゼロスとの兼ね合いになるが、無理に逃げなければダメな馬でもない。ここからいい競馬をしたい。