桜花賞は悩んだ結果、◎クルミナルで勝負。結果、しっかりと2着に激走してくれたが、レッツゴードンキを軽視し、コンテッサトゥーレも消していたため、大的中のチャンスを逃してしまった。

阪神11R 桜花賞/勝負度C 波乱度D

◎07 クルミナル → 2着
○09 アンドリエッテ → 6着
▲08 ルージュバック → 9着
☆15 ココロノアイ → 10着
△11 キャットコイン → 7着
×13 クイーンズリング → 4着
×06 レッツゴードンキ  → 1着

クルミナルは非常に魅力的な馬だった。以下、全頭診断より抜粋。

父ディープインパクト、母父Candy Stripesという血統。

特注血統のディープインパクト産駒。母クルソラはアルゼンチンでGIを2勝した名牝だ。GI戦線でもやれる血統背景といえる。

チューリップ賞では大敗を喫したが、「道悪」、「キャリア2戦」で「不利な内枠」と、マイナスファクターが多かった。しかも直線では前をカットされて減速している。

今回は良馬場で行えることが濃厚。枠も極端な内枠ではなく、前回より条件は良い。

その他も軒並みプラスファクターを満たしている。

また、馬体重が480キロ以上ある点もいい。牝馬限定の重賞は馬格があると優位になることが多い。桜花賞では480キロ以上で一桁人気に支持された馬の成績が(3―2―1―7)と、信頼性がとても高い。

血統構成が8連勝中の“黄金配合”でない点は気になるが、「前走から条件向上」に加えて「大幅な人気落ち」(夜の時点で8番人気)とくれば高い評価をしてしかるべきだろう。

クルミナルを本命にできたのは良かったが、相手のチョイスに失敗したのは反省点。終わってみれば「王道ローテのチューリップ賞組」と「桜花賞血統のディープインパクト産駒」で決着。これで24万馬券だったにもかかわらず、取れなかったことは悔やまれる。

詳しくは改めて回顧で触れることにしよう。

さて、来週は皐月賞。現時点での本命候補はこの馬だ。

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前走の凡走は想定内。むしろあの条件で僅差の4着なら上々の出来だった。トライアルを勝った馬たちが軒並み本番でパフォーマンスを落としそうな中、この馬は間違いなく皐月賞のほうが向いている。

クラシックを狙える超良血馬でもあるだけに、人気を落とすようなら本命まで考えたい。