今回は産経大阪杯の有力馬診断を行っていこう。

キズナ、スピルバーグに続いて取り上げるのはエアソミュールだ。GI実績はないが、鳴尾記念、毎日王冠と重賞2勝。重賞では3回連続好走中と、安定した戦績を残している。この馬の取捨選択はどうすればいいのか? 見ていくことにしよう。

なお、産経大阪杯の徹底検証はメールマガジンで行っていく。競馬の本質に迫り、複数のファクターと多角的な角度からの分析によってこのレースを丸裸にしていく。興味がある方はこちらに登録を。

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エアソミュールの不安要素

エアソミュールはジャングルポケット産駒だ。

実はジャングルポケット産駒は阪神の重賞における期待値が極めて低い

デビュー以来、阪神の重賞における成績はというと……

(4―2―3―61)
勝率6%
複勝率13%
単勝回収値21
複勝回収値29

いかがだろうか? ありえないくらい低調な数字となっている。

1番人気6頭、2番人気8頭を含む26頭が5番人気以内に支持されていた。そんな中で複勝率がわずか13%というのはよくない。

人気別の成績を見てみると、1番人気が2勝、2、3番人気が1勝ずつ。つまり、4番人気以下は1頭も勝っていないのだ。

4番人気以下の成績を見てみると(0―1―1―50)。なんと、複勝率4%という超低水準となっている。

穴馬が走っていないということは、適正が低い可能性が極めて高い。そういう意味でジャングルポケット産駒のエアソミュールは、あまり強調できない。

エアソミュールは鳴尾記念(阪神芝内回り2000m)を勝っている。だからあまり気にしすぎる必要はないかもしれない。しかし、昨年の鳴尾記念では1番人気に支持されていた。今回は3番人気、しかもメンバーは大幅に強化されている。

そう考えると、あまり軸馬に適した馬とはいえないし、ヒモ以上の評価をするというのはどうなのだろうか?

血統的な観点から見ると、そう判断せざるを得ない。

以上の評価は、あくまでも血統的な面「だけ」見たものだ。当たり前だが、他に強調材料はあるため、単純にこれだけで切り捨てるようなことはしない。

では、どんな扱いにしていけばいいのか? 最終的な判断は、メルマガにて。

なお、週末は雨の予報が出ている。雨が降ったら割引すべき馬といえばこの馬だ。

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父の産駒は重、不良馬場だとなんと重賞未勝利。道悪をこなすイメージがあるかもしれないが、実はそこまで得意ではないのだ。この馬自身、稍重〜不良は5回走って(0―0―1―4)。唯一好走したレースは2番人気だったから、人気を裏切ったことになる。となると、馬場が渋ったら割引すべきだ。