中山記念の出走馬と枠順が発表された。
イスラボニータ、ロゴタイプ、ヌーヴォレコルトといった有力馬はどんな枠に入ったのか? 注目の伏兵たちは台頭できるのか? 見ていくことにしよう。
中山記念枠順
2015年 3月 1日(日) 2回中山2日目 11頭 [15:45発走]
【11R】 第89回中山記念
4歳以上・オープン・G2(別定)(国際)[指定] 芝1800m (A)
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ヒラボクディープ | 牡5 | 56 | *大野拓弥 |
2 | 2 | ゼンノルジェロ | 牡7 | 56 | 熊沢重文 |
3 | 3 | タガノグランパ | 牡4 | 55 | 菱田裕二 |
4 | 4 | ヌーヴォレコルト | 牝4 | 54 | 岩田康誠 |
5 | 5 | マイネルフロスト | 牡4 | 55 | 松岡正海 |
6 | 6 | タイキパーシヴァル | 牡7 | 56 | 石橋脩 |
6 | 7 | ロゴタイプ | 牡5 | 57 | C.デム |
7 | 8 | ナカヤマナイト | 牡7 | 56 | 柴田善臣 |
7 | 9 | トラストワン | 牡7 | 56 | *和田竜二 |
8 | 10 | イスラボニータ | 牡4 | 57 | 蛯名正義 |
8 | 11 | ステファノス | 牡4 | 55 | *シュタル |
イスラボニータは8枠10番、ロゴタイプは6枠7番、ヌーヴォレコルトは4枠4番、そしてステファノスは8枠11番に入った。では、どの枠順に入った馬が強調できるのか、見ていこう。
中山記念│過去10回枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 3- 0- 9/13 | 7.7% | 30.8% | 130 | 95 |
2枠 | 2- 0- 2-11/15 | 13.3% | 26.7% | 266 | 115 |
3枠 | 2- 2- 2-10/16 | 12.5% | 37.5% | 73 | 103 |
4枠 | 1- 0- 1-14/16 | 6.3% | 12.5% | 32 | 25 |
5枠 | 1- 3- 2-12/18 | 5.6% | 33.3% | 85 | 107 |
6枠 | 0- 1- 2-16/19 | 0.0% | 15.8% | 0 | 33 |
7枠 | 2- 0- 0-18/20 | 10.0% | 10.0% | 45 | 20 |
8枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5.0% | 15.0% | 22 | 40 |
集計期間:2005. 2.27 ~ 2014. 3. 2
中山記念は開幕週に行われる。よって、当然、極端な外枠は良くない。
上の表を見てもらえば分かる通り、特に6〜8枠は複勝回収値がとても低い。好走馬を見てみると……
ナカヤマナイト 2番人気1着
ダイワファルコン 3番人気2着
ヴィクトワールピサ 1番人気1着
アドマイヤフジ 2番人気3着
エイシンドーバー 7番人気2着
ダンスインザモア 5番人気3着
エアメサイア 4番人気3着
バランスオブゲーム 4番人気1着
一番の人気薄でも7番人気、ほとんどの馬が5番人気以内と、上位人気馬だった。外枠に入った時点で、人気薄の馬はノーチャンスといえる。
また、人気馬は問題ないのかといえば、そうではない。
過去10回で1番人気が5頭、外枠に入っているが、人気に答えたのはヴィクトワールピサのみ。トウケイヘイロー、タッチミーノット、シャドウゲイトは人気を裏切り、馬券圏外へと消えている。
今年は11頭立てということで例年より大きな影響はないだろうが、イスラボニータとステファノスが外枠に入ったことで、波乱の可能性が少し増したと言えるだろう。
なお、希望通りの枠を引いたのはこの馬だ。
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力がやや落ちる分、内でうまく立ち回りたいこの馬にとって、内〜中枠に入ることは好走への必須条件だった。この枠順なら許容範囲。好走への準備は整ったといえる。