今回は根岸ステークスの好走血統について考えていこう。
東京ダート1400mで行われるレースで強調できる血統は何なのだろうか? 過去の歴史を振り返ることで明日の好走馬を見出そう。
根岸Sの好走血統
根岸Sで毎年台頭しているのが「父サンデー系」だ。
東京は他の競馬場と比べて直線が長いため、芝的な要素(=瞬発力)を問われやすい。そうなると、瞬発力に秀でたサンデーの血が強調できるわけだ。
過去10年、10番人気以内に支持された父サンデー系の成績を見てみると……
着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|
5- 2- 4-14/25 | 20.0% | 44.0% | 177 | 155 |
集計期間:2005. 1.29 ~ 2014. 2. 2
ご覧のとおり、とても秀逸な成績であることが分かる。
昨年は父サンデー系のゴールスキー、ノーザンリバー、シルクフォーチュンの人気薄3頭で決着。さらに一昨年も10番人気のセイクリムズンを含む父サンデー系の3頭が馬券圏内を独占した。
2010年以降、必ず馬券に絡んでいることに加え、好走馬9頭中7頭が4番人気以下の人気薄だった。
明らかに父サンデー系は狙い目というわけだ。
一方、大不振なのが父ミスプロ系だ。
ダート1400mの重賞といえば、ダートの本場である米国の血統(=ミスプロ系)が活躍するレースだが、根岸Sは当てはまらない。
着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|
1- 2- 2-47/52 | 1.9% | 9.6% | 88 | 48 |
集計期間:2005. 1.29 ~ 2014. 2. 2
ご覧のとおり、散々な成績だ。11番人気のグロリアスノアが勝っているものの、1番人気3頭を含む15頭が5番人気以内に支持されながら、この低調な成績しか残せていない。全体の傾向としては割引が必要だろう。
ということで好走血統に合致するこの馬は注目しておいたほうが良さそうだ。
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