今回はシルクロードステークスで強調できる脚質について書いていこう。
年が明けてAコースで行われた1回京都開催では内、先行有利の馬場が顕著だった。Bコースに変わることでどのような変化が生まれるのだろうか?
差し馬の台頭
2回開催からBコースに変わることでグリーンベルトが消滅。例年の傾向を考えると、ある程度差しが決まるようになる。
実際、シルクロードSでは上がり1位を使った馬が高い確率で勝利している。過去10年で7勝。上がり2位の馬も1勝している。
ここ2年こそ、4角6番手以内の馬で決まっているが、4角10番手以下の馬が穴を開けることも少なくない。2011年は4角10番手以下だったジョーカプチーノとアーバニティがワンツー。2009年も4角13番手のアーバンストリートが勝っている。
速い上がりを使えそうな馬を狙うことが、的中への近道となってくる。
瞬発力の血
となると、強調できるのがサンデーサイレンスの血だ。
過去10回の父サンデー系出走馬の成績を見てみると……
着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|
5- 3- 2-23/33 | 15.2% | 30.3% | 87 | 104 |
集計期間:2005. 2. 6 ~ 2014. 2. 2
ご覧のとおり、複勝率30%、複勝回収値100超という優れた成績を残している。
今年は有力なサンデー系が不在であるものの、気をつけておいたほうが良さそうだ。
なお、父サンデー系ではないが、サンデーの血を持つこの馬には注目しておくべきだろう。
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