今回は日経新春杯の好走血統について考えていこう。
京都芝外回り2400mで求められる要素とは何なのだろうか? 過去の好走馬の血統を振り返り、週末の好走馬を探していこう。
日経新春杯│過去5回好走馬血統
着 | 馬名 | 人 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
1 | サトノノブレス | 2 | ディープインパクト | トニービン |
2 | アドマイヤフライト | 1 | マンハッタンカフェ | トニービン |
3 | フーラブライド | 4 | ゴールドアリュール | メジロマックイーン |
1 | カポーティスター | 10 | ハーツクライ | Capote |
2 | ムスカテール | 1 | マヤノトップガン | サンデーサイレンス |
3 | トウカイパラダイス | 4 | ゴールドアリュール | マルゼンスキー |
1 | トゥザグローリー | 1 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
2 | ダノンバラード | 3 | ディープインパクト | Unbridled |
3 | マカニビスティー | 8 | ゼンノロブロイ | ブライアンズタイム |
1 | ルーラーシップ | 2 | キングカメハメハ | トニービン |
2 | ヒルノダムール | 3 | マンハッタンカフェ | ラムタラ |
3 | ローズキングダム | 1 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
1 | メイショウベルーガ | 2 | フレンチデピュティ | Sadler’s Wells |
2 | トップカミング | 1 | ゴールドアリュール | サクラバクシンオー |
3 | レッドアゲート | 12 | マンハッタンカフェ | スキャン |
集計期間:2005. 1.16 ~ 2014. 1.19
“ダート王”が激走する理由
ゴールドアリュール産駒が激走している点に注目したい。
ゴールドアリュールは御存知の通り、サンデー系のダート王である。現役時代、ダービーで5着になっているように、芝が全くダメというわけではない。しかし、やはりどちらが合うかと言われれば、間違いなくダートである。
そんなダート種牡馬のゴールドアリュールの産駒が1頭も好走している。しかも3頭とも違う馬で、2頭は4番人気ながら馬券に絡んでいる。
つまり、日経新春杯はダート的な要素が求められるのだ。
実際、人気薄ながら好走した馬たちの血統を見てみると、ほとんどがダート的な血を持っていた。
10番人気ながら激走したカポーティスターの母父カポーティは米国のダートGI馬。8番人気3着のマカニビスティーは母父ブライアンズタイム。マカニビスティー自身、ダートで実績がある馬だった。
またレッドアゲートの父マンハッタンカフェはダートGI馬を輩出。母父スキャンはミスプロ系のダートGI馬だ。
まとめると、日経新春杯ではダート的な血が求められる。
出走メンバーを見て、「芝で走れるダート馬」といえば、この馬が筆頭として挙げられる。
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