今回は京成杯の検証を行っていこう。

現在の中山の馬場はとても顕著な傾向が見て取れる。というのも、初咲賞で3連単を的中できた理由の一つが、「中山の馬場をほぼ完璧に把握できていたこと」にある。

果たして現在の中山で求められる要素とは何なのだろうか?

とにもかくにもサドラーズ

早速、答えを書いてしまった。そう、先週の中山はとにかく“サドラーズウェルズ馬場”だったのだ。

初咲賞で本命に指名した5番人気のシュンドルボンは母父エルコンドルパサー。そしてエルコンドルパサーの母父こそ、サドラーズウェルズだった。(この他にもハーツクライ産駒の好走条件に合致)

そして9番人気のオメガキングティーは母母父がサドラーズウェルズ。9番人気ながら4番手の評価としたのは、この血を持っていることが大きかった。

初咲賞だけでなく、中山の芝レースではサドラーズウェルズがまさに“爆発”状態だった。

1月10日

5R
1着 プレイヤーハウス(2番人気)
父オペラハウス(サドラーズウェルズ系)

6R
3着 クラシックエース(6番人気)
母母父サドラーズウェルズ

9R
3着 スズカブレーン(8番人気)
父母父フェアリーキング(サドラーズウェルズの全兄弟)

12R
2着 シングンオペラ(5番人気)
父サドラーズウェルズ

※芝4レースすべてでサドラーズウェルズ系が馬券に

1月11日

5R
1着 レトロクラシック(1番人気)
母母父サドラーズウェルズ

2着 パールヴァティー(5番人気)
母父サドラーズウェルズ

10R 初咲賞
前述

1月12日

10R
1着 トーセンアルニカ(2番人気)
父メイショウサムソン(サドラーズウェルズ系)
母父エルコンドルパサー

3着 サクラボールド(5番人気)
父オペラハウス

11R
1着 ノットフォーマル(11番人気)
父父エルコンドルパサー

12R
2着 レッドグルック(2番人気)
父メイショウサムソン

ご覧のとおり、ほとんどのレースでサドラーズウェルズの血を持った馬が馬券になっていた。

今週、メルマガでは中山のレースの予想を5レース提供。本命にしたのはすべてサドラーズウェルズ(=フェアリーキング)の血を持つ馬とした。

結果、大当たりは初咲賞だけだったものの、本命馬は(1−3−0−1)

2着 シングンオペラ(5番人気)
2着 シュンドルボン(5番人気)
9着 エヴァンジル(5番人気)
1着 トーセンアルニカ(2番人気)
2着 レッドグルック(2番人気)

トーセンアルニカのレースは安かったものの、一応3連単的中。シングンオペラのレースも本命対抗で決まり、ワイドをしぶとく取らせたもらった。唯一外れたエヴァンジルは母父フェアリーキング系だったため、純粋なサドラーズウェルズ系だけなら連対率100%だったことになる。

以上のように、現在の中山はとにかくサドラーズウェルズを買っておけばいい。京成杯でも警戒しておきたいところだ。

例えば好走血統に合致するこの馬は、面白い穴馬になるかもしれない。

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