有馬記念のメンバーが豪華さを増している。10月くらいには空き巣になるのではないかと心配されていたが(笑)、ここに来てジャスタウェイやワンアンドオンリーも参戦を表明した。

すでにエピファネイアやジェンティルドンナが出走を決めているし、ゴールドシップも出てくる。となると、かなり面白いメンバーになりそう。

出走メンバー一覧はこちらの記事にて。GI馬10頭くらいになる見込み!

有馬記念2014│出走予定・登録馬を予想!ゴルシ対エピファ実現へ

展開に恵まれそうな馬

さて、今回はチャンピオンズカップで展開に恵まれそうな馬を探っていくことにしよう。

すでにラップ検証を行い、中京ダート1800mの上級条件はミドル〜ハイペースの消耗戦になる傾向にあることがわかった。(詳細は下記の記事へ)

ラップデータから導くレース質

チャンピオンズカップでは1番人気が濃厚なコパノリッキーが逃げ、先行馬だ。人気の先行馬を周りがほっておくわけがない。ある程度、各馬がつっかけていくと想定できる。となると、ある程度早い流れになり、消耗戦になる可能性が高いと予想できる。

そんなレースで狙うべきなのはどんな馬なのか?

無欲の差し馬に注意

おそらく勝ち馬は先行勢から出るだろう。コパノリッキーやホッコータルマエ、ニホンピロアワーズといった実力のある先行馬の中で一番強い馬が1着になる。

しかし、全頭が先行馬で占められるかと言われれば、そうとはいえない。

強い先行馬がいる場合、実力が劣る先行馬はペースについていけなくなる。そうなると、先行馬は強い1、2頭を除いて全頭が潰れる可能性が高い

2009年のジャパンカップダートがわかりやすい。

あの年、人気馬は総じて先行馬だった。しかし、絶対的に強い先行馬がいた。エスポワールシチーだ。エスポワールシチーがレースを引っ張ったことで周囲の先行馬は全滅。3番人気のワンダーアキュート、4番人気のサクセスブロッケンなど、前に行った馬は潰れた。

代わりに馬券圏内に突っ込んできたのが、4角を10番手以下で回ってきた“無欲の差し馬”シルクメビウスとゴールデンチケットだった。

ダイワスカーレットの有馬記念におけるアドマイヤモナーク(最低人気2着)なども典型的な例だろう。また、先週のジャパンカップにおけるスピルバーグもこのケースと言える。

前がやりあう中で虎視眈々と機会をうかがう差し馬には注意が必要なのだ。

となると、警戒しなければならないのはこの馬だ。

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近走は前から競馬をしているが、もともと切れ味のあるタイプ。先行勢に巻き込まれず、淡々と競馬を進めることができれば、馬券圏内に入ってくる可能性は十分だ。