今回はチャレンジカップ2015の検証をしていきましょう。

今週は芝の重賞がどちらも阪神外回り。そこで、阪神外回りの重賞で強調できる血を見ていくことにしましょう。



阪神外回りで強調できる血

2010年以降、阪神外回りの重賞における最多勝はディープインパクトです。

10番人気以内に絞れば(15−12−14−66)と優秀。複勝率38%、複勝回収値95というのも標準以上です。

もっとも、一番強調できる種牡馬はディープインパクトではありません。彼より優れた種牡馬がいるんです。その馬の名は……

キングカメハメハ

ですね。

とにかくキンカメは阪神の重賞で半端じゃないくらい走っています。

(9−7−6−25)
勝率19%
複勝率47%
単勝回収値242
複勝回収値150
※10番人気以内

いかがでしょうか? 好走率、回収値ともにディープインパクトをも上回る……というか追走すら許さないという状況です。

今年の成績を見ても……

アーリントンカップ
ヤマカツエース 10番人気6着

チューリップ賞
レッツゴードンキ 2番人気3着
ブチコ 6番人気14着

毎日杯
ダノンリバティ 3番人気2着

桜花賞
レッツゴードンキ 5番人気1着

ローズS
レッツゴードンキ 3番人気4着
トーセンビクトリー 2番人気3着

ブチコはダート馬なので例外として、(1−1−2−2)と相変わらずいい成績ですね。しかもレッツゴードンキのローズSは4着、ヤマカツエースは人気を大幅に上回る走りを見せています。

ちなみにキンカメ産駒が阪神外回りの重賞で好走しなかったのは13年のみ。それ以外の年では必ず複勝回収値が100を超えています。

要するに阪神外回りの重賞でキンカメ産駒を見つけたら何も考えずに買えばいいんです!

ということで、血統派のあなたも、血統派でないあなたも、この馬は買ったほうがいいと思います。

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今年狙うとしたらこの馬になるでしょうね。なってしまいますよね。