“ゲキ馬”

激走の期待が高い馬、通称“ゲキ馬”。

今日は東京10Rの甲斐路Sから。

◎その馬の名(L)は↓
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昨日の富士Sではダンシングブレーヴの血を持つ馬が2、3着。また、全体的に父非サンデー系の台頭が目立っている。この2つの条件に合致するこの馬が本命。もともと父は東京芝1800mの特注種牡馬だけに、ここは走ってくれるだろう。

京都11R 菊花賞

菊花賞の徹底検証、未読の方はこちらから御覧ください。

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菊花賞2014予想│徹底検証まとめと嫌いたい人気馬とは?

上記の検証を頭に入れた上で、トーホウジャッカルを推奨する。

父スペシャルウィーク、母父アンブライドルズソングという血統。

スペシャルウィークはサンデー系であり、天皇賞春を制している。菊花賞2着のフローテーションや、同5着のリーチザクラウンなどを輩出している。

ダンスインザダークやハーツクライほどスタミナのある種牡馬ではないが、まずまず悪くない。

母系のアンブライドルズソングはダート馬で強調できない。ただ母父のヌレイエフは凱旋門賞馬のパントレセレブルらを輩出。傾向としてはマイル寄りの種牡馬ではあるが、欧州血統というだけでもプラス材料と捉えていい。

母父リアルシャダイだったフローテーションと比較すると適性の差は明らかだが、母系がシアトルスルー×ミスプロという完全な米国血統だったリーチザクラウンより適性は高い。

総合的に見て、まずまずの評価を与えて良さそうだ。

その他にも魅力的な面が多い。

非根幹距離実績こそ物足りないが、前走の神戸新聞杯では“あわや”の好走。勝ち馬とタイム差なしの好走、しかも内枠ということで、信頼性はとても高い。

先行馬というわけではないが、未勝利脱出以来、4角通過順位は「5、4、5、9」と好位につけるレースを続けている。実質、デビュー4戦目のような馬のため、好走脚質の条件(キャリアで先行4回以上、うち好走3回以上)を満たしてはいないが、可能性を感じさせる近走の走りは評価したい。

マイナス面を挙げるといえば、人間面が頼りなさすぎる点だ。

酒井学騎手は17年のキャリアを持つが、クラシックに騎乗するのは今年のダービーに続き、2回目。当然、菊花賞の騎乗経験はない。

芝のGIでは17回しか騎乗機会がなく、ハクサンムーン以外では掲示板に載ったことすらない。

また、谷潔調教師は21年のキャリアを持つが、重賞は2勝のみ。最後の重賞制覇は2002年のダイアモンドSまで遡る。しかも過去10年でみると、GIに送り出した馬すら2頭しかいない。ともに最低人気となり、馬券圏外に沈んでいる。

非社台ということで“政治面”の恩恵を受けることもない。

まとめると、人間面に不安はあるものの、馬自体は魅力的であるため、買い目には入れるべきだろう。

なお、私の本命はこの馬ではない。◎は別にいる。最終結論はメルマガ、もしくは競馬予想グランプリで公開予定。乞うご期待!