今回はセントウルSの好走血統に関して書いていこう。
過去の好走馬の血統を振り返り、共通点を探していきたい。
セントウルS、過去5年好走馬血統
強調できる3つの血
セントウルSで強調できる血統は3つある。一つ一つ見ていくことにしよう。
ミスプロ系
まず近年はミスプロ系の血を持つ馬の台頭が目立っている。
ミスプロといえばアメリカダート血統の代表格だ。阪神芝1200mは下り坂がダラダラと続く、一貫したペースを刻みやすい。だから、持続力レースになりやすいダートで強い血統の台頭が見られるわけだ。
上記の表で青く表示されているのがミスプロ系だが、過去3年でみると、好走馬9頭中7頭が父か母父にミスプロの血を持っていたことが分かる。(※キングマンボ系も含む)
ノーザンダンサー系
特にストームキャット系やヴァイスリージェント系といったアメリカ的なノーザンダンサー系が強調できる。
強調できる理由はミスプロ系と同様。しかもノーザンダンサー系の場合、最後の急坂をこなすスタミナを供給してくれる。
2年前、12番人気ながら3着に激走したアンシェルブルーは、母父にストームキャットを持っていたことが大きかったわけだ。
ナスルーラ系(グレイソヴリン、プリンスリーギフト)
最後にナスルーラ系の名前を挙げたい。
ナスルーラはサンデーサイレンスに比べて瞬発力で劣る。一方、持続的なスピードを使うことを得意としている。持続力レースのセントウルSにはもってこいの血というわけだ。
特にサクラバクシンオーに代表されるプリンスリーギフト系、トニービンやコジーンといった持続的な脚を使うことに秀でたグレイソヴリン系には要注意が必要だ。
この3つの好走血統を踏まえて、注目してみたいのがこの馬だ。
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ミスプロ、ノーザンダンサー、ナスルーラの血を3代以内にすべて持っている。長期休み明けで常識的には買いづらいが、実績が上位なことは間違いない。血統的には合うため、警戒しておく必要がありそうだ。