今回は京成杯オータムハンデの好走血統に関して書いていこう。
過去の好走馬の血統を振り返り、共通点を探していきたい。
京成杯オータムハンデ参考 関屋記念、過去5年好走馬血統
スタミナの血
なんといっても光るのがノーザンダンサー系の強さだろう。
新潟は直線が長いため、とにかく瞬発力のある馬が強調できると思われがちだ。しかし、実際にはそうではない。(もちろん、全く瞬発力がないのに好走するというのは厳しいが。)
直線が長いため、長くいい脚を使う必要がある。いい脚を使うためにはスタミナが必要不可欠となる。だからスタミナのあるノーザンダンサーの血が強調できるのだ。
例えば上記した表にあるように、歴代勝ち馬を見てみると……
2014年
1着 クラレント(4番人気)
母父ダンシングブレーヴ(ノーザンダンサー系)
2013年
1着 レッドスパーダ(4番人気)
母父ストームキャット(ノーザンダンサー系)
2012年
1着 ドナウブルー(1番人気)
母父Bertolini(ノーザンダンサー系)
2010年
1着 レインボーペガサス(4番人気)
母父デインヒル(ノーザンダンサー系)
2009年
1着 レッツゴーキリシマ(6番人気)
父メジロライアン(ノーザンダンサー系)
ご覧のとおり、すべての勝ち馬が父か母父にノーザンダンサーの血を持っていた。
ノーザンダンサーに関しては、昨日行ったコース特注血統の検証でもキーになる血として挙げた。歴代好走馬を改めて見てみると、この判断に疑いの余地はなくなってくる。
ということで、父か母父にノーザンダンサーの血を持った馬には要注意が必要だ。
今回の出走馬でいくと、この馬に注目している。
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母父にノーザンダンサーの血を持っているため、好走血統に合致。斤量が重いため、おそらく人気はそこそこに落ち着くはず。となると、妙味のある馬となる可能性があるだけに、注目してみていきたい。