今週はラジオNIKKEI賞とCBC賞が行われる。
今回はCBC賞の検証を始めていこう。ベルカントやエピセアローム、マヤノリュウジンといった重賞ウィナーやGI好走馬が登場する。
まずは血統検証から始めていこう。
中京芝1200Mの血統傾向
CBC賞は改装後の中京競馬場で2回しか行われていない。しかもうち1回は重馬場開催だった。
ここから血統傾向を導き出すのは難しい。
ということで基本に立ち返り、中京芝1200Mの血統傾向を見ていこう。
今回は2頭の注目種牡馬を紹介しておきたい。なお、以下のデータの対象期間は改装後の良・稍重開催時のものとする。
1.キングカメハメハ
まず挙げなければいけないのがキングカメハメハだ。
改装後の中京芝1200Mは、まさに“キングカメハメハの庭”といっても過言ではない。
◆キングカメハメハ産駒
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014. 3.22
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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6- 2- 7- 8/23 26.1% 65.2% 134 124
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ご覧のとおり、非常に優秀な成績を残している。重賞ではロードカナロアが1着1回、3着1回、準オープンでもボストンエンペラーやビキニブロンドといった馬たちが好走している。高いレベルにおいても通用する血統ということだ。
2.マッチェム系
次に挙げたいのがマッチェム系の血を持つ馬だ。
地味な血統でほとんどフォーカスされることはないが、中京芝1200Mにおいてはとても強調できる系統なのだ。
◆父マッチェム系
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014. 3.22
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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2- 1- 2- 5/10 20.0% 50.0% 371 184
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◆母父マッチェム系
集計期間:2012. 3. 4 ~ 2014. 3.22
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3- 1- 2- 2/ 8 37.5% 75.0% 372 218
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ご覧のとおり、父、母父ともに驚異的な成績を残している。
地味な血統のため、人気にならない。しかし、適性は抜群であるため、好走を繰り返している。当然、回収率は驚くべきものとなっている。
ほとんどの者が注目していない血統だろうが、注意しておかなければいけない。
今回、キングカメハメハと、父か母父がマッチェム系の馬はぞれぞれ1頭ずつ。特にこの馬は面白い存在と言えそうだ。
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メンバー構成を見る限り、すんなり先行できそう。しかも開幕週の中京ということで内枠有利なのはほぼ確実。となると、穴馬としてかなり面白い存在になりそうだ。