激走馬を探しだせ!
前回はユニコーンSの好走血統に関して検証した。
日本のダート競馬よりレベルの高いアメリカ競馬の“名血”がカギを握っていることが分かったと思う。
今回はユニコーンSの好走ファクターに言及していこう。
ユニコーンSの好走ファクター
まずポイントとなってくるのが脚質だ。
基本的にユニコーンSでは前走逃げたり先行したりした前向きな馬の期待値が高い。
◆前走脚質別集計
集計期間:2004. 6. 5 ~ 2013. 6.16
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前走脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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平地・逃げ 1- 1- 0- 13/ 15 6.7% 13.3% 16 34
平地・先行 7- 5- 4- 42/ 58 12.1% 27.6% 56 57
平地・中団 1- 2- 2- 46/ 51 2.0% 9.8% 4 16
平地・後方 0- 1- 3- 22/ 26 0.0% 15.4% 0 43
平地・マクリ 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 300 103
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ご覧のとおり、馬券になっている7割は逃げ、先行馬だ。
直線の長い東京だが、ある程度の位置取りを取らなければ台頭するのは難しい。だから前走、前向きな競馬をしている馬が強調できるのだ。
ここから……
・前走0.6秒以上の負け除外
・前走芝除外
・7、8枠除外
・9番人気以下除外
この4つのフィルターをかけ、残った馬を見てみると……
◆ユニコーンS好走ファクター
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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6- 7- 3- 4/20 30.0% 80.0% 134 173
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ご覧のとおり、驚異的な数字となっている。
過去10年で2013年のみ該当馬がいなかったが、該当馬がいた9年では例外なく機能している。
しかもうち6年では好走ファクターの該当馬が2頭以上馬券になっている。
今年も該当馬がいれば、重い印を打っていかなければならないのだ。
となると、上位人気に支持されるであろうこの馬が良い枠順を引いた場合、馬券圏内に入ってくる可能性はかなり高いといえるだろう。
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