好走馬の共通点は?

前回はユニコーンSの好走ローテーションに関して検証した。

どんなローテーションを歩んできた馬が強調できるのか、明確に分かったと思う。

今回は過去の好走馬から強調できる血統を導き出していこう

ユニコーンSの好走血統

ユニコーンSで強調したいのはなんといっても「米国の名血」だ。特に……

・ボールドルーラー
・ヴァイスリージェント
・ストームキャット

この3つの血が鍵を握っている。

ボールドルーラーは3冠馬のセクレタリアトを輩出したアメリカが産んだ大種牡馬だ。

芝が主流な日本においてはメジャーな血統とはいえないが、アメリカではいまだに強い影響力を持っている。

日本はアメリカに比べてダート路線の力が一枚落ちる。だから一流のダート競馬大国である米国の主流血統を持っていれば日本では通用する可能性が高いのだ。

ストームキャットはボールドルーラーに並ぶ米国の名血。ヴァイスリージェントはストームキャットと同じようなカテゴリー(ダートが得意なノーザンダンサー系)に入るため、注意が必要だ。

では、過去の好走馬たちの血統を見てみよう。

2013年
1着 ベストウォーリア(3番人気)
父Majestic Warrior(ボールドルーラー系)

3着 サウンドトゥルー(8番人気)
父フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)

3着 ケイアイレオーネ(11番人気)
父ヘニーヒューズ(ストームキャット系)
母母父Spectacular Bid(ボールドルーラー系)

2012年
2着 オースミイチバン(2番人気)
父母父ロイヤルスキー(ボールドルーラー系)

3着 タイセイシュバリエ(8番人気)
父クロフネ(ヴァイスリージェント系)
母母父シアトルスルー(ボールドルーラー系)

2011年
1着 アイアムアクトレス(3番人気)
父母父ロイヤルスキー

2着 グレープブランデー(1番人気)
母父ジャッジアンジェルーチ(ボールドルーラー系)

3着 ボレアス(2番人気)
母父フレンチデピュティ

2010年
2着 バトードール(2番人気)
父クロフネ

3着 サンライズクォリア(6番人気)
母母父ボールドラッド(ボールドルーラー系)

ご覧のとおり、多くの馬が米国の名血を持っていた。この血を色濃く持っていなかったのは、1番人気だったサウンドリアーナ、ストローハット、バーディバーディのみ。

5番人気以下の4頭が好走血統を例外なく持っていたことを考えると、人気がなければないほど好走血統が重要になってくると言えそうだ。

なお、3つの系統のうち、2つを色濃く持っているこの馬は血統的に信頼できる馬と言えそうだ。

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