必殺ファクターを探れ!

前回は函館スプリントSの好走血統に関して検証した。

函館の重たい芝を攻略するためにどんな血が必要なのか、分かっていただけたかと思う。

今回は函館スプリントSで好走するために必須といえる要素を検証していこう。

カギとなる先行力

函館スプリントSで最も重要な要素はなにか? それは間違いなく……

先行力

である。

このレースは開幕から2週目の馬場が良好な状態の時期に行われる。このため、前が止まらず、先行した馬がそのまま残る傾向が顕著に表れている

過去の好走馬たちの4コーナーにおける位置取りを見てみれば、それは明らかだろう。

2013年
1着 パドトロワ
4角2番手

2着 シュプリームギフト
4角5番手

3着 フォーエバーマーク
4角1番手

2012年
1着 ドリームバレンチノ
4角4番手

2着 ロードカナロア
4角4番手

2011年
1着 カレンチャン
4角5番手

2着 テイエムオオタカ
4角1番手

3着 アンシェルブルー
4角2番手

2010年
1着 ワンカラット
4角3番手

2着 ビービーガルダン
4角3番手

2008年
1着 キンシャサノキセキ
4角3番手

いかがだろうか? 近5回の開催で好走した15頭中、実に11頭が4コーナーを5番手以内で回っていた。

例外の4頭にしても、うち2頭は4角6番手と中団より前で競馬を進めていたことが分かる。

4コーナーで5番手以内の競馬をすること

これが函館スプリントSで好走するための最大のポイントなのだ。

では、どういった馬がこの条件をクリアできる可能性が高いのか?

それはここでは明かすことができないが、今回は「必殺ファクター」の存在を明かしておこう。

この必殺ファクターには「4コーナーで5番手以内の競馬をする馬」が大きく関わってくる。

ある条件をクリアした馬の成績は過去10年で……

◆函館スプリントS必殺ファクター
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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4- 4- 4- 5/17 23.5% 70.6% 80 138
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ご覧のとおり、驚異的な好走率を誇っている。このファクターに合致している馬には要注意が必要だ。

なお、この馬は必殺ファクターに該当する可能性がとても高い。

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最終的に合致するかどうかは当日にならないと分からないが、実績的には該当してもおかしくない。注目しておくべきだろう。