血統面を探る!

前回は高松宮記念の舞台設定に関して検証した。

差し馬に有利なコースで行われるスプリントGIで狙うべき馬のタイプが鮮明になったはずだ。

今回は高松宮記念の血統面に関して触れていくことにしよう。

高松宮記念の好走血統

まだ新中京では2回しか開催されていないため、仮説も含めて検証していく必要があるわけだが、ブログではオーソドックスな血統の見方を紹介しておこう。

過去2回の好走馬6頭を見てみると、まず注目すべきは「ミスプロ系」の血を持った馬が激走しているという点だろう。

2013年
1着 ロードカナロア(1番人気)
父キングカメハメハ(キングマンボ系=ミスプロ系)

2着 ドリームバレンチノ(2番人気)
母父マイネルラヴ(ミスプロ系)

3着 ハクサンムーン(10番人気)
父アドマイヤムーン(ミスプロ系)

2012年
2着 サンカルロ(3番人気)
母父Crafty Prospecter(ミスプロ系)

3着 ロードカナロア(1番人気)
前述

ご覧のとおり、6頭中5頭が父か母父にミスプロ系の血を持つ馬だった。

そう考えると、今年もミスプロの血を持った馬からは目が離せない。

ちなみに当コースといえば、キングカメハメハ産駒が抜群の成績を残している。過去2年の成績はというと……

(6−2−6−6)
勝率30%
複勝率70%
単勝回収値155
複勝回収値134

ご覧のとおり、驚異的な成績を残している。今回、残念ながらキングカメハメハ産駒は出走しないが、キングマンボ(=ミスプロ系)の血を持つ馬は注意しておいたほうが良さそうだ

となると、父か母父にキングマンボの血を持つこの馬は、少なくとも抑えておいたほうが良さそうだ。

その馬の名(D)は→
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

なお、メルマガでは今回紹介した血統とは全く関係ない「意外過ぎる血」を取り上げたいと思っている。本来、スプリントGIではいらない血統だが、高松宮記念では買ってみる価値があるかもしれないと感じている。

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