好走馬に共通した血とは?
前回は共同通信杯の舞台設定について書いた。
クラシックの有力馬が集まる舞台で激走するために必要な要素が何か、分かっていただけたかと思う。
今回は共同通信杯の血統面について触れていく。激走馬と凡走馬を分ける要素とは何なのだろうか?
共同通信杯の好走血統
舞台設定で「求められる要素というのはスピード」と書いた。
スピードを求められるレースということは、まずサンデーサイレンスの血が重要になってくる。
スピードが問われるレースでは、ベースとしてサンデーサイレンスの血を持っているということが重要になる。というか、その血を持っていることがスタートラインに経つための最低条件とすら言える。
実際、過去4年を振り返って見ると、12頭全頭がサンデーの血を持っていた。
その中でも注目したいのが、父サンデー系が12頭中10頭だったこと。
やはり、遺伝力の強い父系がサンデー系という方が強調できるわけだ。
母父サンデーサイレンスという馬も2頭いたが、ゴットフリートは2番人気2着、アリゼオは1番人気3着と勝ちきれていない。
まとめると、大前提としてサンデーサイレンスの血はとても重要。中でも父系サンデーの馬を重視することが、この重賞を的中するために最もベターな方法だといえる。
では、どんなサンデー系を選んでいけばいいのか? あるいは母系にどんな血を持ったサンデー系が強調できるのか?
詳細はメルマガで書くため、ここではあまり書けないが、ヒントを記していくことにする。
「舞台設定」の時にも触れたが、このレースでは上がりが重要なファクターであるものの、後方一気が決まることはほとんどない。
大体、4角で5番手以内に付けた馬たちで決着している。
この事実を見れば、どんな血統を重視すべきなのか、見えてくるはずだ。
ここでは、好走血統に合致している出走予定馬を1頭挙げておこう。
この馬が出てくれば人気になるだろうが、好走する可能性も高いといえる。
その馬の名(D)は→
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