前回は1番人気が確実なレディオブオペラについて取り上げた。

キャリアすべてで馬券圏内、4連勝中という圧倒的な戦績を引っさげて参戦してくるが、不安要素が少なくないことも分かった。

今回は、過去5年で人気を裏切って凡走した馬たちの“血統的共通点”を探っていく。

危険な人気馬の血統構成

過去5年で3番人気以内に支持されたにもかかわらず、人気を裏切って4着以下に凡走したのは全部で10頭いる。

その馬たちの父がどんな種牡馬だったかを振り返ってみよう。

サクラバクシンオー×3
ストーミングホーム
ストラヴィンスキー
ファルブラヴ
コロナドズクエスト
ブライアンズタイム
ソングアンドアプレーヤー
デヒア

彼らは少系統に分けてみると、プリンスリーギフト系が3頭、ミスプロ系が3頭、欧州のノーザンダンサー系が2頭、そしてヴァイスリージェントとロベルトが1頭ずつという構成になっている。

ここで注目したいのは、「ダート色が強い種牡馬が多い」という点だ。

ミスプロ系やヴァイスリージェント系、そしてロベルト系はダート適性が高い系統である。

逆説的な見方をしてみよう。これらの系統の馬が過去5年で好走しているか見てみる。すると、好走馬はアーバンストリート(父スウェプトオーヴァーボード=ミスプロ系)1頭のみであることが分かる。

人気に支持された馬が多かったにもかかわらず、大半は凡走している。このことからも、ダート色が強い血統の馬はマイナスであることが分かる。

今回、人気になりそうな中ではプレイズエターナルが父ミスプロ系だ。この馬が買えるのか買えないのか、最終結論はメルマガで書くが、現時点の見解は以下になります。

プレイズエターナルの扱い(E)とは→
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なぜこういう回答になるのか、詳細は全頭診断で!乞うご期待!